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ファンドレイザー(FR)技能検定

資格区分 民間資格
受験資格

【2級】
取得によりファンドレイジング実務への従事が可能となることから、20歳以上の者が適している。
*未成年者の2級受験も認められるが、保護者等の同意が必要。

【3級】
誰でも受験可能
試験日

基礎講座受講期ごとに事務局によって決定
合格発表:提出指定期日から約2週間後

試験会場 在宅試験
試験科目

第1課目(5項目) 「NPOと地域社会」
◇国内NPOのあゆみ
◇ボランティアのモチベーション管理
◇行政とのパートナーシップ
◇社会起業家の特質とマネジメント
◇信頼獲得へのコミュニケーション

第2課目(6項目)  「ファンドレイジングの基礎」
◇NPOとファンドレイジング
◇組織の形態と社会貢献活動
◇ファンドレイジングの手法と戦略
◇NPOのマーケティング
◇助成金・補助金申請と獲得方法
◇ファンドレイザーの役割と将来性

受験料

基礎講座受講費に含まれるため無料。
ただし再受験の場合は別途費用がかかる場合がある。

問い合わせ先 全国相互扶助生活安心組合(あんしん組合)
ファンドレイザー(FR)
技能検定
合格体験記
不合格体験記
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ファンドレイザー(FR)技能検定詳細
資格情報

日本初のファンドレイザー資格である「ファンドレイザー(FR)技能検定」は、資金開拓担当者としての知識と技能を証明する資格です。
ファンドレイジングとは、主にNPOなどの非営利組織を運営するための資金開拓活動のことで、ファンドレイザーとはそれらの活動を行う人のことを言います。

寄付文化の成熟したアメリカでは、活発に寄付活動が行われ、NPOの資金開拓業務を行う「ファンドレイザー」は職業としてとても人気があります。
また、ファンドレイジングのための資格制度が確立されており、高等専門機関では十分な教育が受けられる専門課程も存在しています。
その一方で、日本という国は世界第3位の経済大国でありながら「寄付」に関心のない国だといわれています。
日本ではファンドレイザーという言葉や職業自体が一般に知られておらず、当然ながらプロのファンドレイザーも存在していませんでした。

そのような日本の状況を改善すべく、「ファンドレイザー」の普及と認知度の向上を目的に「ファンドレイザー(FR)技能検定」が創設され、実施されています。

-取得を推奨する層-
・就職活動中の学生(20歳以上の方)
・会社員や派遣社員などで、副業を望まれる人
・主婦の方で、社会貢献に興味のある人
・独立してNPO活動に従事したい人

難易度は?

ファンドレイザー(FR)資格の取得には、基本的知識を得るための基礎講座(通信教育)修了が条件となります。
基礎講座修了→学科試験合格(3級認定)→その後、実技試験合格で2級認定となる。

学習には基礎講座による公式テキストとサブテキストを使用。
通信教育によりほとんどの受検者が独学で資格を取得している。
受講者・受験者層:平均年齢38.1歳  
男女比は男6女4。

-学習期間の目安-
2級:5ヶ月〜6ヶ月程度
3級:3ヶ月程度

【ファンドレイザー(FR)技能検定の合格率】
2級:55%
3級:67%  

仕事内容は?

ファンドレイザーは、NPOなどの非営利組織が健全に運営するための資金開拓活動だけでなく、寄付受益者とのコミュニケーションを図りつつ要望を聞いたり、NPO業界の専門知識を得て効率的な寄付金運営についての企画を考えたりと幅広く活動します。

就職について

資格取得後はあんしん組合と所属契約を結ぶことによって、認定ファンドレイザーとして活躍することができます。
また、他のNPO団体への紹介・斡旋も受けることができます。
履歴書等の審査書類にファンドレイジング認定資格を明記した場合、それだけで採用が決まる事はなくても、その企業の社会貢献に対するスタンスによってはアドバンテージとなることも。

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-更新13-02-01 -チェック14-02-01