国連英検（国際連合公用語・英語検定）

【2011年度】　
-第1回-　
1次試験：6月5日　　
1次試験合格発表：7月4日
2次試験：7月17日
2次試験合格発表：8月18日
申込期間：2011年4月1日〜5月8日

-第2回-　
1次試験：11月6日
1次試験合格発表：12月6日
2次試験：12月18日
2次試験合格発表：2012年1月18日
申込期間：9月1日〜10月6日

-単願受験-
特A級10000円　A級8000円　B級6000円　C級3500円　D級3000円　E級2500円

国連英検は日本国際連合協会が開催する英語の検定試験です。
試験は特A級からE級までの6段階にクラス分けされ、E級レベルは中学生程度の容易なレベルですが、最上位の特A級になると英検1級よりも難易度が高くなります。
ただ英語の能力を測る試験ではなく、世界情勢や時事問題についての知識も問われる試験内容になっています。

英語に直接関係の無い、国連に関する問題が1割程度出題されます。
2次試験の面接では、かなり時事的な問題ついての問答があるため、しっかりと対策しておきたい。
2次試験は特A、A級のみ。

試験には国連の知識や国際情勢の知識も必要になります。
多少テスト形式に癖はありますが、その他は他の英語系資格とあまり変わらない。
国連英検HPにて上位級取得者の体験記が掲載されています。

--国連英検の合格率--
特A級：約7％　A級：約20％　B級：約30％　C級：約40％　D級：約60％　E級：約60％

特A級に関しては英検の一級よりも難易度が高いとされ、合格者はTOEICにして950点以上のレベルが必要。
A級は大学専門レベル、B級で英検準1級、TOEIC700点以上が目安。
A級以上では、国際会議等で意思を自由に伝えることができる、グローバルな話題に対応でき、通訳なしで英語の契約交渉ができるコミュニケーションレベルが目標とされています。

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特A級・A級はプロフェッショナルレベル。
B級以下はスキルアップレベル。

-特A級-
英語力はもちろんですが国際的に通用する知識・情報なども要求される点に特徴があります。
文化、経済等、多くの分野の問題を自由に討論する能力が要求される。

-A級-
英字新聞等の記事、小説や劇の一場面などを短時間に理解する、あるテーマについて論理的にまとまった内容を英文で表現する、外国人と日常の身近な出来事、時事問題などに関して討論する能力が求められる。

-B級-
英字新聞や雑誌の比較的やさしい記事、日常生活で遭遇する場面を扱った会話文、読みやすい随筆や短編小説などが理解できる読解力が要求される。
インターネットや雑誌の情報を活用できたり、電話の応対が大きな支障なくでき、日常生活で自由に意志を伝えられるコミュニケーションレベル。

-C級-
高校修了程度の文法・文型に基づく英語の理解力が要求される。
高校卒業程度認定試験（旧大検）のおいて、文部科学省はC級以上を英語資格として認定している。
旅先やフランクな食事の場で会話を楽しんだり、簡単な電話の取り次ぎの出来るコミュニケーションレベル。

-D級-
高校1、2年程度の文法・文型に基づく英語の理解力が要求される。
買い物の簡単なリクエストができたり、外国人に道を聞かれて案内が出来るコミュニケーションレベル。

-E級-
中学修了程度の文法・文型に基づく英語の理解力が要求される。
簡単な趣味や自己紹介が出来るコミュニケーションレベル。