あん摩マッサージ指圧師

1.大学に入学する事のできる者で、3年以上文部科学大臣が認定した学校又は厚生労働大臣が認定した養成施設・専門学校で知識、技能を修得した者（受験年3月までに修業・卒業見込みの者を含む）。

2.著しい視覚障害者については、高等学校に入学することのできる者で、あん摩マッサージ指圧師の場合は3年以上、はり師及びきゅう師の場合は5年以上上記の学校又は養成施設で知識、技能を修得した者（受験年3月までに修業・卒業見込みの者を含む）。 など

《晴眼者》
宮城県、東京都、愛知県、大阪府、香川県、鹿児島県

《視覚障害者》
各都道府県 （山形県は除く）

あん摩マッサージ指圧師はマッサージを行うことによって血行を改善し、こりや痛みを和らげる施術を行います。
指定された大学や専門学校（3年以上）などを卒業し、あん摩マッサージ指圧師国家試験に合格すればあん摩マッサージ指圧師資格を取得することができます。

はり師、きゅう師、あん摩マッサージ師の資格を同時に取得する人が多く、あん摩マッサージ指圧師の他に、はり師・きゅう師の3つの資格を持つ人のことを鍼灸マッサージ師、三療師といいます。
仕事をする上においても、この3つの資格があると何かと都合が良いようです。

あん摩マッサージ指圧師国家試験の合格率は例年80％程度。
しっかりと対策をしておけば問題のないレベルの試験だと言えるでしょう。

痛みやこりのある人に対し、身体のこりをとったり血行が改善されるように、マッサージなどを行い、身体の健康状態を改善します。
施術中のマッサージが長時間になることもあり、それなりの体力が求められる仕事内容です。

また、施術中の患者さんとの会話も重要な治療の一部といえます。
直接、肌に触れあい施術を行うわけですから、人柄が良くなければリピートされることはありません。
技術や知識だけでなく、コミュニケーション能力も求められる職業です。

あん摩マッサージ指圧師は視覚障害者の方も多く働いています。
最近では晴眼者（普通の人）の割合が増え、あん摩マッサージ指圧師試験の8割方は晴眼者です（2割が視覚障害者）。

就職先

・治療院
・整形外科
・リハビリテーションセンター
・福祉施設など

あん摩マッサージ指圧師の年収・給料は一般的な治療院に勤務した場合、初任給にして10万円台後半〜20万円程度が多い。

治療院などで経験を積んだ後は独立を考える人が多い職業。
独立した場合の収入は集客力次第。
繁盛店を経営できれば年収1000万円を超える高収入も期待できます。

あん摩マッサージ指圧師の勤務先にはマッサージ治療院や病院の整形外科、福祉施設、リハビリテーションセンター等があります。

また、この資格は資格取得後すぐに独立する事が可能です。
中には、資格取得後にすぐに独立し、治療院経営にチャレンジする人もいます。

サッカーや野球のスポーツトレーナーなどは人気の職種ですが、絶対数が少なく、なかなか就職は難しいとか。
公募のようなものはあまり無く、ほとんどは人脈やコネで採用が決まるそうです。
更に、契約体系は1年契約などの短期が基本となり、チーム事情で翌年からはいきなり「契約無し」となることもあります。