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助産師

資格区分 国家資格
受験資格

看護師国家資格に合格、又は看護師国家資格を受験する資格があり次のいずれかに該当する者

1.文部科学省令・厚生労働省令で定める基準に適合するものとして、文部科学大臣の指定した学校において1年以上助産に関する学科を修めた者。受験年3月までに修業する見込みの者を含む。

2.文部科学省令・厚生労働省令で定める基準に適合するものとして、厚生労働大臣の指定した助産師養成所を卒業した者。受験年3月までに卒業する見込みの者を含む。

3.外国の助産師学校を卒業し、又は外国において助産師免許を得た者であって、厚生労働大臣が1又は2に掲げる者と同等以上の知識及び技能を有すると認めたもの など

試験日 試験日:2月
合格発表:3月
申込期間:
試験会場 北海道、青森県、宮城県、東京都、愛知県、石川県、大阪府、広島県、香川県、福岡県、沖縄県
試験科目 ◇基礎助産学
◇助産診断・技術学
◇地域母子保健
◇助産管理
受験料 5400円
問い合わせ先 厚生労働省
助産師
合格体験記
不合格体験記
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助産師詳細
資格情報

助産師とは妊産婦への保健指導や助産行為を行う職業です。
正常な状態であれば、助産師単独で出産を行うことができます。
男女関係なく、なることができる看護師とは異なり、助産師は女性しかなることができません。
また、助産師には看護師免許取得者しかなることができません。

助産師資格取得方法

助産師資格を取得する方法は主に2つのルートがあります。
どちらのルートで助産師になるとしても、高校卒業後、最短で4年は必要になります。

1.看護系大学(4年)に進学し、助産師国家試験を受験するルート。
看護大学の助産課程を修了し、助産師国家試験の受験資格を取得します。
一般に、助産課程の定員は少ないため、注意が必要。

2.看護師養成施設(看護師資格を取得)後、助産師養成施設(1年)に進学し、助産師国家試験を受験するルート。
看護師養成施設を卒業、看護師資格を取得してから、助産師養成施設に進学し、助産師国家試験の受験資格を取得します。
近年は助産師養成校の数が減少しています。

看護大学
(4年)
矢印
助産師国家試験
矢印
助産師
看護師養成施設
(3年)
矢印
助産師養成学校
(1年)
矢印
助産師国家試験
矢印
助産師
難易度は?

助産師国家試験の合格率は例年100%に近く、しっかりと対策しておけば合格は問題のない試験といえるでしょう。

【助産師国家試験の合格率】
  受験者 合格者 合格率
第95回
(平成24年)
全体 2132人 2026人 95.0%
新卒 2064人 1982人 96.0%
第94回
(平成23年)
全体 2410人 2342人 97.2%
新卒 2097人 2059人 98.2%
第93回(平成22年)   1901人 1579人 83.1%
第92回(平成21年)   1742人 1741人 99.9%
第91回(平成20年)   1722人 1690人 98.1%
仕事内容は?

仕事内容は、出産に関する業務全般になります。
助産師と言えば、助産業務が中心と思われがちですが、妊娠中の妊婦検診・経過観察から出産後の生活・育児指導まで、仕事内容は多岐に渡ります。

助産師の勤務状況

赤ちゃんが生まれる時間は不規則であるため、勤務時間も不規則になります。
2回交代、3回交代勤務、日勤・夜勤は当然の状況で、体力的にきつい仕事といえるでしょう。

収入は?

医療系ということもあり、収入状況は良好。
助産師の平均年収は約530万円。

就職について

就職先は産婦人科、産院などがほとんど。
医療機関や保健所などの公務員や自宅出産を希望する人のためにフリーランスとして活動している人もいます。
助産師としての需要は多いため、売り手市場といえます。
結婚などでの離職後、復職することも容易で女性が長く続けられる職業。

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-更新12-04-01 -チェック14-09-01