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救急救命士

資格区分 国家資格
受験資格 大学に入学することができる者であって、文部科学大臣が指定した学校又は厚生労働大臣が指定した救急救命士養成所において、2年以上救急救命士として必要な知識及び技能を修得したもの(受験年3月までに修業又は卒業する見込みの者を含む。) など。
試験日 -第35回-
平成24年3月18日
合格発表:平成24年4月10日
申込期間:平成24年1月10日〜2月7日
試験会場 北海道、東京都、愛知県、大阪府、福岡県
試験科目 1.基礎医学(社会保障・社会福祉、患者搬送を含む。)
2.臨床救急医学総論
3.臨床救急医学各論(一)(臓器器官別臨床医学をいう。)
4.臨床救急医学各論(二)(病態別臨床医学をいう。)
5.臨床救急医学各論(三)(特殊病態別臨床医学をいう。)
受験料 30300円
問い合わせ先 厚生労働省
救急救命士
合格体験記
不合格体験記
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救急救命士詳細
資格情報

救急救命士とは、事故や病気などで生命に危険がある傷病者を医師の指示に従い救急車などで救急救命処置を行う資格者のことをいいます。

救急救命士資格は救急救命士国家試験を受験し合格すれば取得できますが、「救急救命士として活動できる職場」は基本的に消防以外にはありません。
(医療関係者などが救急救命士資格を取得し、職場でその「知識」を活かすことはできます。)
そのため、救急救命士を職業として目指す人は公務員試験を受験し、消防士になる必要があります。

救急救命士資格の取得方法

救急救命士国家試験の受験資格を満たす方法は主に以下の2つがあります。
1.救急救命士養成学校を卒業
2.消防士として一定の経験を積む

救急救命士養成学校
(大学・専門学校)
矢印
救急救命士国家試験
矢印
救急救命士
資格取得
矢印
消防官採用試験(公務員試験)
を経て消防士になる
消防官採用試験に合格
矢印
消防士として一定期間救急業務にかかわる
矢印
救急救命士国家試験
矢印
救急救命士

資格取得
難易度は?

救急救命士国家試験の難易度

救急救命士国家試験の合格率は例年80%を超えています。
しっかりと対策、学習していれば問題のない試験。

【救急救命士国家試験の合格率】
  受験者 合格者 合格率
第35回
(平成24年実施)
2612人 2242人
(男性:2002人 女性:240人)
85.8%
第34回
(平成23年実施)
2456人 2022人
(男性:1817人 女性:205人)
82.3%
第33回
(平成22年実施)
2538人 2131人
(男性:1898人 女性:233人)
84.0%
仕事内容は?

救急救命士の仕事は、消防署などに勤務し、救急患者に対して救急車内等で救急処置を行うこと。
責任は大変重く、その1分・1秒で患者の一生が決まります。
緊急時にしっかりと対応できる冷静な判断力が重要な職業。

医療行為を行う際は医師の指示が必要で、基本的に医師の指示無しに医療行為を行うことはできません。救急処置ができるのは、救急車で向かった現場と、病院への搬送中に限定されています。
その為、その能力を日常的に生かせる職場は、救急隊以外ではほとんどありません。

救急救命士の勤務状況

勤務時間は24時間勤務となり、休日も不定休。
消防勤務は夜勤も当然でかなりの激務です。
東京や大阪など都市部の消防士は、まともにご飯を食べる暇がないほど忙しい時も。

収入は? 救急救命士として活躍しているほとんどの方が消防署に勤務しています。
消防士の平均年収は約700万円。
就職について

救急救命士の就職ルート

救急救命士資格取得者の主な就職ルートは以下の3つがあります。

1.公務員試験を受験し、消防署に採用。その後、救急救命士資格を取得し、消防で救急救命士として活動する。

2.救急救命士養成機関を卒業後、国家試験に合格。救急救命士資格を取得してから、公務員試験を受験し、消防に採用。 その後、救急救命士として活動する。

3.消防署以外に就職する。

救急救命士として働くには資格を就職後に取得する1でも、就職前に取得する2でも問題ありません。
3の場合、医療機関などに勤務すれば、その知識を活用できますが、それ以外で救急救命士資格を活用できる就職先はほとんどありません。
資格を取得したとしても、消防の公務員試験に失敗してしまった場合は能力を生かしにくい資格といえます。

もちろん、女性の救急救命士も存在しています。

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-更新12-05-01 -チェック14-10-01