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美術検定

資格区分 民間資格
受験資格 2級・3級・4級は誰でも受験できます。 1級は2級取得者のみ受験可能。 
3と4級、2と3級の併願受験も可能。
(3つの級を連続しての受験、1級は併願受験ができません)
試験日 2011年11月06日
合格発表:12月下旬
申込期間:8月1日〜9月28日
試験会場 東京・大阪・名古屋・札幌・福岡(1級は東京・大阪のみ)
試験科目  
受験料 1級:9500円 
2級:7500円 
3級:5800円 
4級:3800円
問い合わせ先 美術検定
美術検定
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美術検定詳細
資格情報

美術の知識・教養を高め、鑑賞力を養いつつ、積極的にアートにかかわる人を育成するプログラムとして2003年から実施してきた「アートナビゲーター検定」が、2007年より新たに「美術検定」としてスタートしました。

美術は、作品を創った人の意志を感じとり、その背景にある歴史をひもとく「観る力」を持った人たちによって、支えられ育まれてきました。
そんな美術の知識を深め鑑賞力を養うことで、美術への感動が広がり、そしてそれを多くの人に伝えていく…美術でより豊かな人生を送りたい人を応援する検定試験です。
美術検定は、絵を描いたりするような実技試験ではなく、美術に関する知識を問う試験になっています。

受験者の人物像
・美術の知識や教養を高め、鑑賞力を養いたい方。
・美術力を活かして、美術館やアートイベントの活動などに積極的に参加したい方。
・美術と社会をつなぐパイオニアを目指す方。

受験者には20代〜40代の方が多く、女性の割合が7割〜8割と高い。
上級になるにつれ男性の割合が増えます。
受験者には、ライフワークとして美術を学ぼうとしている方が多い。
その他にも仕事にかかわる中で自分の美術の知識を確認したいという人などが受験しています。

難易度は?

試験の合格基準は、正答率約60〜70%(受験者全体の解答率によって変動)。
1級は穴埋め、記述式問題が一定の基準に達すれば合格。
参考書籍が問い合わせHPにて紹介されています。amazon美術検定
受験資格は1級は2級合格者のみ、2級・3級・4級に制限はありません。
3級と4級、2級と3級の併願受験が可能です。
(3つの級を連続しての受験、1級は併願受験ができません)

試験は多くの人が参考書籍を使用して独学でチャレンジしているそうです。
公式テキストなどの参考書籍で対策すれば、独学でも十分に合格は可能。

学習時間の目安は基礎知識なしの場合、4級で1ヶ月程度〜、3級で3ヶ月程度〜。
美術史の学習経験がある人や美術館に頻繁に通っている人ならば、それよりも短い期間での取得が可能。

【美術検定の合格率】
2010年度 1級:11.5% 2級:33.5% 3級:69.9% 4級:95.5%
2009年度 1級:14.9% 2級:34.6% 3級:66.5% 4級:95.4%
2008年度 1級:18.6% 2級:34.5% 3級:77.6% 4級:95.9%

【1級】
受験資格は2級合格者のみ。
美術の知識を元に自分で解釈・思考し、明解に伝達できる。
美術鑑賞の場の役割や機能、現状に関する知識が穴埋め問題で問われ、美術史と作品、それをとりまく社会に関する総合的知識を発展させた、より楽しい鑑賞のためのアイデアや、美術館やアートイベントの活動など、実践的な現場で求められる能力が記述式問題で問われる。
※主な出題範囲:「美術検定 美術実践キーワード」ほか

【2級】
幅広い美術の知識および美術鑑賞の場の社会的役割や歴史などを理解する。
西洋美術・日本美術史の基本的な知識を始め、建築工芸や技法、写真映像、現代美術、美術館など幅広い美術の知識がマークシート問題で問われる。また、社会と美術史、作品との関連を踏まえて、美術鑑賞の場の役割や機能、現状に関する知識が穴埋め問題で問われる。
※主な出題範囲:「美術検定公式テキスト」 「この絵誰の絵?」 「美術検定 美術実践キーワード」ほか

【3級】
西洋美術・日本美術の歴史的な流れを理解する。
西洋美術・日本美術史に登場する作品や作家だけでなく、美術の動向や形式、時代背景など、歴史的な流れについても問われる。
※主な出題範囲:「この絵誰の絵?」「美術検定公式テキスト」

【4級】
西洋美術・日本美術の名作を知る。
西洋美術・日本美術の名作を知る西洋美術・日本美術史の中から、代表的な作品や作家などについて問われる。
主な出題範囲:中学レベルの歴史教科書に掲載の文化財および「この絵誰の絵?」

仕事内容は?

美術検定の資格取得者は、より充実した美術鑑賞を楽しむだけでなく、美術館やアートイベントなどで美術と鑑賞者をつなぐ担い手として活動したり、美術の知識を仕事や社会で活用するなど、さまざまな分野で活躍しています。

資格を生かす主な職種の紹介。
・美術館・アートイベントのギャラリーガイド。
・サポーター展覧会をより楽しく鑑賞するための企画提案&アドバイス。
・美術関連機関のスタッフ。

就職について 検定取得後に美術関連機関に就職するケースもあるそうです。
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-更新11-06-01 -チェック14-06-01