このエントリーをはてなブックマークに追加

資格ガイド民間資格一覧その他の資格か行の資格>校正技能検定

校正技能検定

民間資格 30%程度
普通 不明
日本エディタスクールの所定のコースを修了した者など

校正技能検定とは日本エディタースクールが主催する編集者や校正者の技能レベルを示す資格であり、日本の出版界では唯一の出版技能に関する資格、検定試験です.
資格試験には上級・中級・初級の3つのレベルがあります。
資格を取得することによって、校正の能力の証明になります。

このエントリーをはてなブックマークに追加
資格区分 民間資格
受験資格

【上級】
・中級合格者

【中級】
・日本エディタスクールの所定のコースを修了した者
・校正に関して各種機関で一定の実技訓練を受けた者
・前記各項規定に準ずるものと校正技能検定委員会で認めた者

試験日 上級:3月
中級:7月・1月
試験会場 上級:日本エディタスクール(東京)
中級:東京会場・関西会場
試験科目 実技試験、学科試験
受験料 上級:9450円 
中級:8400円
問い合わせ先 日本エディタースクール
校正技能検定
合格体験記
不合格体験記
スポンサード
リンク
校正技能検定詳細
資格情報

校正技能検定資格取得ルート


指定講座受講など

受験

合格

資格取得
難易度は?

試験について

日本エディタースクールの校正講座修了者に受験資格が与えられます。
その他にも、他校で校正を学んだ人や実務に就いている方にも受験資格があります.
問い合わせ先HPにて、検定対策講座や問題集の情報が掲載されています。

校正技能検定の合格率は上級が20%〜30%程度、中級が30%〜40%。
受験者の3分の2程度は女性です。

【上級】

指示された方針に従って、比較的複雑な組版についての初校原稿引き合わせ及び再校赤字引き合わせ・素読みの作業を遂行する能力を審査する。

【出題範囲】
T実技試験 1.初稿原稿引き合わせ 2.赤字引き合わせ・素読み
U学科試験 1.校正作業に必要な知識 2.用字用語に関する知識 3.一般的知識

【合否基準】
実技試験(3題)と学科試験が一定の基準に達した場合に合格。

【中級】

指示された方針に従って、比較的単純な組版についての初校原稿引き合わせと通読作業を遂行する能力を審査する。

【出題範囲】
T実技試験 1.初稿原稿引き合わせ 2.校正刷り、校正作業
U学科試験 1.校正作業に必要な知識 2.用字用語に関する知識 3.一般的知識

【合否基準】
1.実技試験(3題)と学科試験が一定の基準に達した場合に中級合格とする。(85点前後以上を審査対象とする)
2.実技試験が一定基準に達し,学科試験のみ一定基準に達しない場合、準中級を認定する。(準中級認定者は一定期間内に学科試験を受験し,基準に達すれば中級合格となる)

合格率

【校正技能検定の合格率】


    受験者 合格者 合格率
第131回
(2011年7月)
中級 127人
(男:38・女:89)
42人
(男:10・女:32)
33.0%
第130回
(2011年3月)
上級 55人
(男:22・女:33)
17人
(男:8・女:9)
30.9%
第129回
(2011年12月)
中級 234人
(男:76・女:158)
73人
(男:20・女:53)
31.1%
第128回
(2010年7月)
4級 169人
(男55・女114)
61人
(男13・女48)
36.0%
第127回
(2010年3月)
3級 60人
(男19・女41)
16人
(男3・女13)
26.6%
仕事内容は?

校正という仕事について

校正とは雑誌や新聞などの印刷物の誤字や脱字をチェックし、表現の仕方、文のカラー、大きさなど、その印刷物の雰囲気に合わせた表記に訂正することです。

一般的な分野では一般的な知識をベースに校正を行ってもさほど問題はありませんが、特定の専門分野の校正を担当するケースでは、その分野全体を理解していないと正しい言葉の意味や状況を判断することができません。
校正者として幅広く仕事をしようと思うならば、豊かな教養も同時に身につける必要があります。

収入は?

収入状況

出版社に勤務する場合はその会社による。
在宅の場合は仕事数をかなりこなさないと、あまり期待できないようです。
年収500万円クラスもなかなか厳しい。

就職について

就職について

日本エディタスクールHPにて就職の紹介の詳細が掲載されています。チェック。
校正者として活躍している人は新聞社や出版社などに勤務して校正の仕事に就いたり、自宅でフリーランスとして仕事をしています。
出版社では内部の人間で校正をすることがほとんどで、外部に委託するケースはあまりありません。 校正者の募集も実務経験者がほとんど。

資格を取得したり、校正の講座を受講したとしても、その後にすぐに仕事を得られることはまれなケース。
需要に対する校正の仕事の絶対量はそれほど多いものではなく、仕事を得られるようになるまでにかなりの営業活動や勉強が必要になるでしょう。
出版社などでの経験が無く、未経験からのスタートであれば更に厳しい状況になるでしょう。
校正士としての募集は少なく、家事の合間に在宅で〜といった考えでは、仕事にはありつけないのが現実です。

スポンサード
リンク
-更新11-12-01 -チェック16-12-01