| 資格区分 |
民間資格 |
| 受験資格 |
【A級】

@B級資格を取得してから3年以上経過し、居住地のブロック協議会から受験資格を与えられた者。
A公認トリマー養成機関でB級資格を取得後、引き続き2年以上在学し、所定の課程を修了した者。
BB級資格取得者で公認トリマー養成機関の実務に3年以上携わり、かつ、養成機関会員として3年以上在籍している者。

【B級】

@C級資格を取得して2年以上経過し、居住地のブロック協議会から受験資格を与えられた者。
A公認トリマー養成機関でC級資格を取得後、引き続き1年以上在学し、所定の課程を修了した者。

【C級】

@満18歳以上でジャパンケネルクラブのクラブ会員の資格を2年以上持ち、居住地のブロック協議会から受験資格を与えられた者。
A満18歳以上で公認トリマー養成機関で所定の課程を修了した者。ただ、満18歳以上の者は養成機関会員として2年以上在籍した者。
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| 試験日 |
◇各ブロック年1回開催
※詳細はJKCの会報「JKCガゼット」
ジャパンケネルクラブHPに掲載。
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| 試験会場 |
全国各地 |
| 試験科目 |
筆記試験と実技試験 |
| 受験料 |
5000円 |
| 問い合わせ先 |
ジャパンケネルクラブ |
トリマー
合格体験記
不合格体験記 |
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| トリマー詳細 |
| 資格情報 |
トリマーの資格は様々な団体が様々な基準で認定していますが、資格ガイドでは、一番メジャーなトリマー資格であるJKC(ジャパンケネルクラブ)が実施しているトリマー資格について解説しています。
JKCが実施するトリマー資格は、グルーミング(犬の手入れ全般の事)知識や実技能力を認定する試験です。
資格のレベルはC級・B級・A級・教士・師範の5つのランクに分けられ、取得には年単位の学習が必要になります。
トリマーとはペット専門(主に犬)の美容師のこと。
カット、ブラッシング、シャンプー、爪切りなど美容以外に、健康やしつけなどについても総合的にアドバイスを行います。
そのため、美容の知識のみでなく動物の体の知識や健康、飼育に関する知識も必要になります。
トリマー資格取得方法
トリマー資格(C級)を取得するには2つのルートがあります。
1.トリマー養成機関を修了してからなる方法
2.ペットショップなどで見習い経験などを経てトリマーになる(独学)方法
トリマー養成機関以外では自分の腕を磨く機会がない為、トリマーの養成機関経由で資格を取得している人がほとんど。
また、専門的な教育を受けたトリマー養成機関出身者の方がお客からの評価が高いようです。
ペットショップ、ドックサロンにいきなり就職して勉強することも可能ですが、トリマーを目指すならまずは養成機関に進学する事を考えたい。
【受験資格 C級】

@満18歳以上でジャパンケネルクラブのクラブ会員の資格を2年以上持ち、居住地のブロック協議会から受験資格を与えられた者。
A満18歳以上で公認トリマー養成機関で所定の課程を修了した者。ただ、満18歳以上の者は養成機関会員として2年以上在籍した者。
受験資格を満たす

試験受験
(養成機関の場合は卒業試験)

トリマー資格(C級)取得
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| 難易度は? |
筆記 = 制限時間50分間 70点以上合格
実技 = カット 制限時間2時間 70点以上合格
合格者は9割方女性、当然トリマー業界も9割方女性。
合格率も9割。 |
| 仕事内容は? |
トリマーの仕事は主に犬の毛や皮膚の手入れを行うことです。
シャンプー、つめ切り、耳掃除までありとあらゆる世話をします。
ペットの美容師というイメージですが、実際はエステに近い。
また、グルーミングの作業中に健康状態をチェックし、ペットの病気を発見したりもします。
作業は基本的に立ったままの状態で行うことが多く、大型犬を扱うこともあり、体力が必要な仕事内容。
更にペット特有のニオイや汚れなど快適な労働環境とはいえません。
意思疎通がうまくできずにわんちゃんの怒りを買ってしまい、噛まれてしまう事もしばしば・・。
トリマーに大事なもの
トリマーは飼い主の要望を聞き出し、それを忠実に表現する職業です。
美しく仕上げるカッティング技術は当然、重要なものですが、飼い主とのコミュニケーション能力は更に重要な能力と言えるでしょう。
トリマーの勤務状況
勤務時間は昼前後からの8時間ぐらいが一般的。
休日は平日になることがほとんど。
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| 収入は? |
勤務するお店によって収入状況は様々ですが、トリマーの収入状況は厳しい。
新人トリマーの場合13万円〜15万円程度が目安で、中にはもっと少ないところも・・。
雇用形態もアルバイトなどの不安定なものも多く、収入に恵まれてる状況とは言えません。
独立して店が繁盛すれば十分な収入になるようですが、現実はなかなか大変。
需要の絶対数が少なく、技術があれば、能力があれば、すぐに独立ができるような状況ではありません。 |
| 就職について |
ペットショップや動物病院、ペットサロンなどが主な就職先になります。
地方にはペットサロン等の需要の絶対数が少なく、都市部の方が就職口は多い。
就職をメインに考えるなら見習いなどから頑張るよりも、養成学校を卒業しておいた方が評価は高いそうです。
トリマーとして働くこと自体に資格は必要ありませんが、上記のJKCの資格、又はその他の団体の資格を取得しておいた方が、より就職に近づく事は間違いないでしょう。
レベルとしては、JKCの資格でB級程度の技術があれば就職はしやすい。
トリマー業界は賃金の安さや仕事のハードさから離職率が高く、求人は多い。 |
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