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アクチュアリー

資格区分 民間資格
受験資格

【第1次試験】
1.大学を卒業した者(短期大学を含む)
2.試験委員会が大学を卒業と同等の資格試験受験に必要な基礎的学力を有すると判断した者
※大学3年生以上の者で規定数の単位を修得した者、高専卒業者、学士資格を有しない大学院生など。

【第2次試験】
◇第1次試験の全科目(5科目)に合格した者。

試験日

【平成24年】
試験日:12月17日〜19日
合格発表:翌年2月中旬
申込期間:8月27日12時(正午)まで。

試験会場

◇東京
◇大阪

試験科目

【第1次試験】
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◇数学
◇生保数理
◇損保数理
◇年金数理
◇会計・経済・投資理論
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【第2次試験】
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以下の3コースから1つを選択。
◇生保コース:[生保1]・[生保2]
◇損保コース:[損保1]・[損保2]
◇年金コース:[年金1]・[年金2]
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受験料

会員:7000円(1科目)
非会員:10000円(1科目)

問い合わせ先

日本アクチュアリー会

アクチュアリー
合格体験記
不合格体験記
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アクチュアリー詳細
資格情報

アクチュアリーとは日本アクチュアリー会が実施する資格試験に合格した数理業務の専門家のことをいいます。
統計学や確率論を駆使してリスクについてのシミュレーションを行い、運用や金利計算などの基となるデータを算出する数理業務のプロフェッショナルです。
資格取得のハードルが高いことでも知られ、保険業界・金融業界では権威のある資格。
また、高収入が期待できる職業でもあります。
日本での知名度は低くほとんど世間一般に知られていない資格ですが、アメリカでは資格別の職業ランキングで1位・2位を争うほどの人気職業・資格です。

アクチュアリー資格試験には第1次試験(基礎科目)、第2次試験(専門科目)の2種類があり、第1次試験合格者は「準会員」、第2次試験合格者は「正会員」になることができます。
「正会員」になることではじめてアクチュアリーと認定されます。
◇第1次試験:合格後は「準会員」になることができる。
◇第2次試験:合格後は「正会員」になることができる。

難易度は?

試験は第1次試験と第2次試験があります。
毎年試験が行われるので理論上は最短2年で合格できることになりますが、試験の難易度はかなり高く、平均学習期間は8年程度。
1次で5科目、2次に2科目あり、科目毎の合格が認められています。
わずか数年で短期合格する人もいますが、それはまれなケースで一般的には1年に1科目〜2科目程度受験し、数年をかけて合格を目指します。
日本アクチュアリー会で参考書が紹介されています。
スクールなどはなく、大学の講座や社内の勉強会などを活用して対策するのが一般的のようです。
多くの人が働きながら受験に望みます。

【第1次試験】
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[基礎科目]
第2次試験を受験するための基礎的知識を測る。
合格すれば準会員になることができる
基本科目5科目の合格が必要。
◇数学
◇生保数理
◇損保数理
◇年金数理
◇会計・経済・投資理論
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【第2次試験】
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[専門科目]
アクチュアリーとしての活動するために必要な専門知識と問題解決能力を測る。
第1次試験の合格者のみ受験できる。
以下の3コースがあるが、どのコースに合格しても正会員として認められる。各コースは2科目。
◇生保コース:[生保1]・[生保2](2科目)
◇損保コース:[損保1]・[損保2](2科目)
◇年金コース:[年金1]・[年金2](2科目)
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仕事内容は?

アクチュアリーの仕事は統計学や確率論を駆使してリスクやトラブルについてのシミュレーションを行い、さまざまな経済活動を行うための基となるデータを算出することです。
保険会社であれば自社商品のリスクやトラブルなどを数値化し、保険商品を開発したり、掛け金や保険料を算出します。
銀行であれば、年金の運用のシミュレーションや金利の計算などの業務があります。

アクチュアリーの男女比は大きく差がありほとんどが男性(有資格者1200人に対して女性は20人程度)。 理系学部の出身者が多い。

収入は?

有資格者数が少なく希少価値の高いアクチュアリーの平均年収は1000万円以上といわれています。

将来性は?

合格者が大幅に増加することは考えにくく、これからも需要の高い資格であり続けるでしょう。

就職について

難易度が高く有資格者の少ないアクチュアリーは金融系企業での需要が高く、資格取得者なら転職先に困ることは無いといわれています。

代表的な就職先としては銀行や保険会社(生命保険・損害保険)があり、ほとんどのアクチュアリーはいずれかに勤務しています。
その他の就職先としては、コンサルティング会社や金融系官公庁など。
他の資格取得者のように独立して起業することは少ない。

アクチュアリーとして活躍している人は有名大学出身者が多い。
その理由は2つあります。
◇試験自体に高度な数学力が求められるため、それなりの学力がないと合格できない。
◇アクチュアリーの活躍の場である金融・保険関係の企業に入社するには、それなりの大学を出ている必要がある。

金融・保険関係の企業に入社するためにも、数学力の要求される試験に対してのためにも有名大学への進学ができるだけの学力が求められます。

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-更新13-01-01 -チェック14-07-15