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販売士検定

資格区分 公的資格
受験資格 特になし
試験日

1級:2月
2級:10月
3級:7月、2月
合格発表:各商工会議所によって異なる

試験会場 全国各地の商工会議所
試験科目

【1級】
<筆記試験>
◇小売業の類型 
◇マーチャンダイジング 
◇ストアオペレーション
◇マーケティング
◇販売・経営管理

<面接試験>
◇面接試験(表現力・説得力・問題意識)

【2級】
<筆記試験>
◇小売業の類型 
◇マーチャンダイジング 
◇ストアオペレーション
◇マーケティング
◇販売・経営管理

【3級】
<筆記試験>
◇小売業の類型 
◇マーチャンダイジング 
◇ストアオペレーション
◇マーケティング
◇販売・経営管理

受験料 1級:7500円 
2級:5500円 
3級:4000円
問い合わせ先 日本商工会議所
販売士検定
合格体験記
不合格体験記
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販売士検定詳細
資格情報

「小売・流通業界で唯一の公的資格」である販売士は、小売・流通業のみならず、卸売業や製造業、サービス業において販売業務に携わる人にとって幅広い知識を修得するために役立つ資格です。
特に小売業・販売業・流通業に従事する人は、試験を通じて得た知識を活用しやすいでしょう。
試験は1級・2級・3級の3つのレベルがあり、受験者には小売業従事者や学生が多い。
1級はマーケティングの知識、2級は販売の基礎知識が習得できる。

販売士資格は5年ごとに資格の更新が必要。
販売士検定試験は中小企業診断士試験と内容に共通点が多く、中小企業診断士とのダブルライセンスを目指す人も多い。
難易度としては中小企業診断士の方が高い。

難易度は?

合格率は1級が10%前後、2級が50〜60%程度、3級も50〜60%前後で、2級、3級程度なら比較的容易に取得ができそう。
すべての級で独学での合格が可能な試験です。
合格率からも推測できますが、1級に関してはそれなりの学習期間が必要。
受験者の年齢層は20代が圧倒的に多く、次いで10代、30代も多い。
1級になると10代の受験者が減り30代の受験者が多くなります。

各商工会議所で養成講習会、通信教育講座の紹介もされています。
独学者は商工会議所から出版されている「販売士検定試験ハンドブック」を活用しよう。
(問題のほとんどはこの本から出題される)

【販売士検定試験の合格率】
1級 受験者 合格者 合格率
第39回(平成24年) 1097人 276人 25.2%
第38回(平成23年) 1225人 161人 13.1%
第37回(平成22年) 1358人 230人 16.9%
第36回(平成21年) 1175人 297人 25.3%
第35回(平成20年) 897人 106人 11.8%

2級 受験者 合格者 合格率
第39回(平成23年) 11348人 5457人 48.1%
第38回(平成22年) 11623人 6358人 54.7%
第37回(平成21年) 12185人 6755人 55.4%
第36回(平成20年) 11024人 4981人 45.2%
第35回(平成19年) 11201人 6172人 55.1%

3級 受験者 合格者 合格率
第69回(平成24年2月) 14433人 9003人 62.4%
第68回(平成23年7月) 13820人 5813人 42.1%
第67回(平成23年2月) 14933人 8877人 59.4%
第66回(平成22年7月) 16238人 8926人 55.0%
第65回(平成22年2月) 15797人 8430人 53.4%
第64回(平成21年7月) 16134人 7986人 49.5%

【1級】
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筆記試験の得点が平均70%以上で、1科目ごとの得点が50%以上、かつ、面接試験で合格と判定されること。
前回、前々回の試験での科目合格(筆記試験は70点以上、面接は合格)がある場合は、その科目が免除されます。

<筆記試験>
◇小売業の類型 
◇マーチャンダイジング 
◇ストアオペレーション
◇マーケティング
◇販売・経営管理

<面接試験>
◇面接試験(表現力・説得力・問題意識)
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【2級】
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筆記試験の得点が平均70%以上で、1科目ごとの得点が50%以上。

<筆記試験>
◇小売業の類型 
◇マーチャンダイジング 
◇ストアオペレーション
◇マーケティング
◇販売・経営管理
-------------------------------------------------------------------------

【3級】
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平均70%以上で、1科目ごとの得点が50%以上。

<筆記試験>
◇小売業の類型 
◇マーチャンダイジング 
◇ストアオペレーション
◇マーケティング
◇販売・経営管理
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仕事内容は? 1級:百貨店の支配人、デパートの店長など経営者クラスレベル。
2級:売り場や小規模店舗を管理できるレベル。
3級:販売員としての基本的な知識と技術がある。一般の販売員レベル。
収入は?

収入は会社次第。
販売士資格を重視している企業もあるし、またその逆も。
資格手当てが出るところもあるようですが、収入が大幅にアップする事は無いようです。

就職について

就職先は小売り・流通関係ならどこでも評価対象にはなるでしょう。
百貨店のような格式を重視するところではより評価される傾向にあります。

ただ、難易度の高い販売士1級を取得したとしても、それだけでは就職には頼りない。
中小規模問わず、何らかの店長経験、販売員経験があればこそ効果が発揮される資格。
プラスアルファの資格といえます。

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-更新12-04-01 -チェック14-04-01