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証券アナリスト

民間資格 第1次試験:50%前後
第2次試験:50%前後
普通 実務経験と講習を合わせると取得までに3年以上は必要。
合格者の平均学習時間は第1次、第2次共に200時間程度。
指定された通信講座受講者

証券アナリストとは、金融・経済の動向を分析し、証券投資に関する助言や投資管理サービスを提供する金融のプロフェッショナル。
受験者は証券会社、投資顧問会社、生命保険会社、調査研究所、公認会計士など金融系職業に就いている人がほとんどを占める。

証券アナリスト試験には、1次試験と2次試験があり、各試験前には必ず日本証券アナリスト協会の通信教育講座を受講する必要があります。
また、2次試験に合格しても、3年の証券分析業務の実務経験(試験前、試験後問わず)がないと日本証券アナリスト検定会員の資格は与えられません。
そのため、基本的に学生時代には取得しにくい資格です(試験の合格は可能)。
最短でも試験2年+実務経験3年は必要ですが、金融業界での評価は高い。

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資格区分 民間資格
受験資格 第1次レベル試験:1次レベル通信講座を受講した者。
第2次レベル試験:2次レベル通信講座を受講した者。
試験日 第1次レベル試験 4月(6月)・10月(11月)
第2次レベル試験 6月(8月)
試験会場

-第1次レベル試験-
東京、大阪、名古屋、札幌、仙台、金沢、広島、松山、福岡、ロンドン、ニューヨーク、香港

-第2次試験-
東京、大阪、名古屋、札幌、仙台、金沢、広島、松山、福岡、ロンドン、ニューヨーク、香港

試験科目

第1次試験(受験前に8ヶ月の通信講座の受講義務がある)
・証券分析とポートフォリオ・マネジメント
・財務分析
・経済

第2次試験(受験前に9ヶ月の通信講座受講義務がある)
・証券分析とポートフォリオ・マネジメント 
・財務分析
・経済
・職業倫理・行為基準

受験料

-第1次レベル試験-
証券分析とポートフォリオ・マネジメント:6000円 
財務分析:3000円
経済:3000円

-第2次レベル試験-
8000円

問い合わせ先 日本証券アナリスト協会 
証券アナリスト
合格体験記
不合格体験記
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リンク
証券アナリスト詳細
資格情報

証券アナリスト資格取得ルート


第1次レベル講座受講(8ヶ月)

第1次レベル試験合格

第2次レベル講座受講(8ヶ月)

第2次レベル試験合格
実務経験が3年以上と認定されれば、
日本証券アナリスト協会の検定会員として入会の資格が付与されます。
難易度は?

試験内容について

各次試験試験前には、通信講座を受講する義務があるため、受講修了後でないと各次試験を受験できません。

取得までの流れは、
1.第1次レベル講座受講(8ヶ月)
2.第1次レベル試験合格
3.第2次レベル講座受講(8ヶ月)
4.第2次レベル試験合格、かつ実務経験が3年以上と認定されれば、日本証券アナリスト協会の検定会員として入会の資格が付与されます。

【第1次レベル講座】 
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6月〜翌年1月までの8ヶ月の講座。科目毎に講座が受講できます。

○証券分析とポートフォリオ・マネジメント 会員:29000円 一般:33000円
○財務分析 会員:14000円 一般:16000円
○経済 会員:14000円 一般:16000円
3科目一括受講 会員:48000円 一般:54000円
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【第2次レベル講座】
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8月〜翌年3月まで8ヶ月の講座。
科目毎の受講はできず、4科目を総合して受験する必要があります。 
第2次レベル講座は第1次レベル講座試験に合格後、3年以内に受講を開始しなければなりません。

○証券分析とポートフォリオ・マネジメント
○コーポレート・ファイナンスと企業分析
○市場と経済の分析
○職業倫理・行為基準
受講料は 51000円。
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証券アナリスト1次試験は科目合格制。3科目すべてに合格すると2次試験が受験できます。
2次試験は科目合格制ではなく4科目総合的に合否判断されます。

合格率

【証券アナリスト試験の合格率】


2012年度 受験者 合格者 合格率
第1次試験(春) 6224人 2838人 45.6%
第1次試験(秋) 4265人 2143人 50.2%
第2次試験 2742人 1203人 43.9%

2011年度 受験者 合格者 合格率
第1次試験(春) 7365人 3641人 49.4%
第1次試験(秋) 4740人 2216人 46.8%
第2次試験 2904人 1302人 44.8%

2010年度 受験者 合格者 合格率
第1次試験(春) 8924人 4173人 46.8%
第1次試験(秋) 5641人 2641人 46.8%
第2次試験 3108人 1470人 47.3%

合格率が1次40%後半、2次30%後半と受験者に対しての合格率は他の資格に比べて高く試験自体はそこそこの難易度。
協会が第1次試験と第2次試験合格者に実施した調査によると、合格者の平均学習時間は各々200時間程度でした。
しかし、各試験前に通信講座を1年近く受講する必要があり、長期の学習が必要です。
受講を修了し、しっかりと対策していれば2年程度で合格(試験だけ)も可能。
証券アナリスト資格スクールもあります。

仕事内容は?

仕事内容について

金融系業務全般にわたり活躍できる。
資産の運用をするファンドマネージャーなど活躍の場は多岐にわたる。
代表的な職種に以下のものがありますが、それらの総称が証券アナリストということになります。

職種一覧

リサーチアナリスト
証券会社などに所属し、企業や経済の情報を収集。投資価値の分析や調査などを行う。

ファンドマネージャー
信託銀行などに勤務し、資産の運用などを行う。

ファイナンシャルエンジニア
金融商品の価格計算など

エコノミスト
経済研究所などに所属し、金融関係全般、その他の諸問題について分析・予測を行う。

テクニカルアナリスト
チャート分析を主とし、証券などの分析を行う。

収入は?

収入について

会社によって様々ですが、証券アナリストの活躍の場は信託銀行などの金融系企業が多いため、ベースとなる収入自体が高い。
※金融系企業は一般平均よりも高い水準で給与が設定されている。

証券アナリストの年収は年収500万円〜1500万円程度だといわれています。
成果報酬が設定されていたりと、個人能力による差がでやすい職業であるためと上下間に結構な差があるようです。

将来性は? 有望資格。
金融系なら取得してキャリアアップにつながってゆくことでしょう。
就職について

就職について

職場としては、当然、金融系になりますが、営業や財務関係など様々な部署でその知識を活用することができます。
証券業界、金融業界での就職、転職には活用できる。

証券投資が活発なアメリカなどではアナリスト資格をもとに独立開業する人もいますが、日本では証券アナリスト資格をもとに独立する人は少ない。
ほとんどの人が企業内、会社内でその能力を活用しています。

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