資格区分 |
国家資格 |
受験資格 |
以下の1、2いずれかの条件を満たしている者。
1.厚生労働大臣の指定する製菓衛生師養成施設において1年以上製菓衛生師としての必要な知識・技能を修得した者。
2. 中学校卒業以上で菓子製造業施設で2年以上、菓子製造業務に従事した者。 |
試験日 |
各都道府県によって日程は異なる。
【東京都の場合】
-平成24年-
試験日:6月16日
合格発表:7月25日 |
試験会場 |
各都道府県によって異なる |
試験科目 |
-6科目-
◇衛生法規
◇公衆衛生学
◇栄養学
◇食品学
◇食品衛生学
◇製菓理論及び製菓実技
※製菓実技は「和菓子分野」「洋菓子分野」「製パン分野」の3分野が出題され1分野を選択解答する。 |
受験料 |
大阪:9400円
東京:9500円 |
問い合わせ先 |
大阪 製菓衛生師試験について
東京 製菓衛生師試験について |
製菓衛生師
合格体験記
不合格体験記 |
|
スポンサード リンク |
|
製菓衛生師詳細 |
資格情報 |
製菓衛生師は各都道府県毎に実施されている製菓衛生師試験に合格すれば取得できる国家資格。
製菓衛生師試験はスイーツや和菓子などを製造する製菓業従事者の資質の向上と公衆衛生の増進を目的として実施されている試験です。
この資格がなければ製菓従事者として仕事ができないわけではありませんが、業界内での資格取得者数は多く評価の高い人気資格です。
パティシエや和菓子職人、パン屋さんなど製菓業界で働くことを希望するならば将来的に取得を目指したい資格のひとつ。
試験では菓子類の製造技術だけでなく、食品添加物や貯蔵法、食品衛生学などの衛生面の知識も問われます。
「味」以外に食品に対する安全性も同時に求められるようになっている現在、製菓衛生師資格取得者に対する評価は高まってきています。
|
難易度は? |
試験は各都道府県ごとに実施されるため、試験日・合格発表日などは各都道府県で異なります。
合格率は高く、それほど難易度の高い資格ではありません。
※製菓衛生師試験は各都道府県毎に行われるため合格率は各地域で異なる。
おおむねの合格率は各地域60%〜70%程度。
試験はマークシートの4択式で行われます。
受験資格には養成校(1年以上)で技能を修得するか、実務経験2年が必要になるため素人がいきなり試験を受験することはできません。
【製菓衛生師試験の合格率(大阪府のみ)】
|
受験者 |
合格者 |
合格率 |
平成24年6月16日 |
925人 |
628人 |
67.9% |
|
仕事内容は? |
製菓衛生師資格取得者の代表的な職業にパティシエがあります。
パティシエは主にケーキショップやカフェなどに勤務しています。
パティシエの朝は早く、お店の開店時間に商品を間に合わせるため、開店時間の何時間も前の早朝に出勤してお菓子をつくり始めます。
クリームをこねたり、パン生地を焼いたりと一日中たちっぱなしで作業を続けるので体力的な強さが求められます。
おしゃれなスイーツを製造している裏では意外と重労働になる事も多いそうです。
体力が求められる大変な職業といえますが、お客さんがうれしそうにケーキを購入していったり、「おいしかったよ」と声をかけて貰った時には、そんな重労働のつらさもどこかへ飛んで行ってしまうものだとか。
お客さんの笑顔に出会うたびに、「この仕事をやってて良かったな」とパティシエとしてのやりがいを感じるそうです。 |
就職について |
お菓子を製造する職業にはパティシエや和菓子職人などがありますが、これらの職種で働く場合に「製菓衛生師」の資格は必ず必要とされるものではありません。
製菓従事者になるための必須資格ではありませんが、製菓業界内で有名な国家資格ということもあり就職・転職の際には評価が高まります。
代表的な就職先にはパン屋・洋菓子店・和菓子店をはじめ、カフェやホテルのスイーツ部門などがあります。
|
スポンサード リンク |
|
|