資格区分 |
国家資格 |
受験資格 |
受験資格は学歴と職歴の2つの条件を満たす必要があります。
学歴の面では、現在ではほとんどの人が受験資格を得られるので、かなりの高齢者以外、心配は無いでしょう。
職歴については、ウェイターやウェイトレスのような形態では不可など、詳細は要問い合わせ。
【学歴】
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◇中学校卒業以上の者
◇小学校卒業者で5年以上の実務経験など
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【職歴】
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◇必要な学歴修了後、調理師法施行規則第4条に定める下記施設で2年以上調理業務に従事した者。
・飲食店営業
・魚介類販売業
・そうざい製造業
・学校、病院、寮などの給食施設、など
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試験日 |
各都道府県により異なる(年1〜2回)
大阪府の場合 6月頃・11月頃の年間2回 |
試験会場 |
各都道府県 |
試験科目 |
1.食文化概論
2.衛生法規
3..公衆衛生学
4..栄養学
5.食品学
6.食品衛生学
7..調理理論 |
受験料 |
6300円(東京都) |
問い合わせ先 |
各都道府県衛生主管部(局)の調理師試験担当課
・東京都
・大阪府 |
調理師
合格体験記
不合格体験記 |
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調理師詳細 |
資格情報 |
調理師試験は国家資格である調理師免許を取得するための試験です。
☆調理師になるには
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○調理師学校(養成施設)に入学し、1年以上調理師として必要な知識及び技能を修得する。
(卒業するだけで調理師免許を取得できる)
○中学校卒以上の学歴で、2年以上飲食店などで調理の実務経験後、都道府県知事が行う調理師試験に合格する。
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簡単に言えば学校を出るか、実務経験2年後に試験に合格するか。
割合としては国家試験合格組が6割強、養成施設卒業組が4割弱程度。
養成施設を経て調理師免許を取得される方は20代前半くらいの人が多いようです。(不況のあおりで手に職をつけようとしているのか、最近は高年齢の方も増加傾向。)
調理師養成施設は、全国にたくさんあり入学についての心配はないでしょう。 |
難易度は? |
調理師試験はすべて4択式のマークシート筆記試験で行われ、実技試験はありません。
この合格率からも推測できるように、難易度は高くはありません。
学習期間については比較的短期間で合格レベルに達する事ができそう。
独学も十分に可能な試験です。
事前にしっかりとした対策をしていれば、さほど問題の無い試験といえます。
【調理師試験の合格率】
調理師試験の合格率は各都道府県や年度によって差はありますが、平均して50%〜60%程度。
大阪府の受験状況 |
受験者 |
合格者 |
合格率 |
平成23年度 第1回 |
1669名 |
964名 |
57.8% |
平成22年度 第2回 |
1701名 |
1028名 |
60.4% |
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仕事内容は? |
調理業務。
飲食店は土曜日、日曜日も関係なく、休日や勤務時間は不規則。 |
収入は? |
収入はピンキリ。
店の売上などによって決まります。
独立する場合は腕次第。 |
将来性は? |
飲食業界の必須、標準資格なのでこれからも今と変わらず。 |
就職について |
飲食店に調理師として就職、転職する際には必須資格。
有資格者は数百万人とも言われており、この資格のみで、就職が決まるようなことはないでしょう。
京都の老舗料理店では入社・入店後、厳しい料理教育が行われることも。
その厳しさが、「一見さんお断り」の形態でもお客さんが訪れるクオリティーをつくり上げているとか。
京都市内では、ちょっとした看板が掲げてあるだけで、知っている人しか飲食店とわからないようなところがたくさんあります。
もしかしたら、それが「一見さんお断り」のお店かもしれません。
ちなみに「一見さんお断り」とはその店のお客の誰か(常連さん)の紹介が無ければその店では入店・食事をさせてくれない事を言います。
しかし、最近は不況の影響なのか「一見さんお断り」をする店は減少傾向にあるようです。
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