資格区分 |
国家資格 |
受験資格 |
制限なし。誰でも受験することが可能。 |
試験日 |
【平成25年度】
-第一種・第二種-
一次試験:8月31日
二次試験:11月24日
申込期間;5月20日〜6月7日(郵便局)、5月20日〜6月14日(インターネット)
-第三種-
一次試験:9月1日
申込期間;5月20日〜6月7日(郵便局)、5月20日〜6月14日(インターネット) |
試験会場 |
全国各地 |
試験科目 |
下記に掲載 |
受験料 |
第一種・第二種:12800円(郵便局)、12400円(インターネット)
第三種:5200円(郵便局)、4850円(インターネット) |
問い合わせ先 |
◇電気技術者センター |
電気主任技術者
合格体験記
不合格体験記 |
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電気主任技術者詳細 |
資格情報 |
電気主任技術者は高圧の電気設備工事や電気設備の維持・管理・運用に関する監督を行うための資格。
資格には第一種から第三種までの3段階のクラスがあり、それぞれ監督できる範囲が異なります。
第一種:全ての電気工作物。(発電所や電力会社など超大規模事業所など)
第二種:電圧17万ボルト未満。(大規模な電気設備のある事業所など)
第三種:電圧5万ボルト未満。(一般の事業所)
3種類のクラスの中で特に受験者が多いのは第三種電気主任技術者。
「電験三種」の名称で人気の高いこの資格は、例年約5万人が受験する電気業界従事者の中ではポピュラーな資格です。
受験資格に制限はないため、工業高校在学中に取得する学生もいます。
※受験者数は第二種で7000人程度、第一種で1500人程度と第三種が一番多く大きな差がある。
一般財団法人電気技術者試験センターでは「電気主任技術者」試験の他に「電気工事士」試験の2つの国家試験を実施しています。 |
難易度は? |
一般的に参考書や問題集を活用して試験対策を行います。
第一種・第二種・第三種とも合格率は低く、難易度はそれなりに高い。
第三種で半年から1年程度の学習量が必要だと言われています。
第三種は半数以上が計算問題となっており、合格には地道な反復練習が求められる。
※第一種・第二種の一次試験、第三種試験は科目合格制が採用されています。
また、試験を受験して資格を取得する他に、学歴や実務経験の要件によって資格を取得する方法もあります。詳細はこちらを参照。
【試験科目】 -第一種・第二種電気主任技術者試験 一次試験、第三種電気主任技術者試験-
科目名 |
内容 |
理論 |
電気理論、電子理論、電気計測及び電子計測 |
電力 |
発電所及び変電所の設計及び運転、送電線路及び配電線路(屋内配線を含む。)の設計及び運用並びに電気材料 |
機械 |
電気機器、パワーエレクトロニクス、電動機応用、照明、電熱、電気化学、電気加工、自動制御、メカトロニクス並びに電力システムに関する情報伝送及び処理 |
法規 |
電気法規(保安に関するものに限る。)及び電気施設管理 |
-第一種・第二種電気主任技術者試験 二次試験-
科目名 |
内容 |
電力・管理 |
発電所及び変電所の設計及び運転、送電線路及び配電線路(屋内配線を含む。)の設計及び運用並びに電気施設管理 |
機械・制御 |
電気機器、パワーエレクトロニクス、自動制御及びメカトロニクス |
【電気主任技術者試験の合格率】
第一種 |
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受験者 |
合格者 |
合格率 |
平成23年度 |
一次試験 |
1632人 |
441人
|
27.0% |
二次試験 |
707人 |
60人 |
8.4% |
第二種 |
|
受験者 |
合格者 |
合格率 |
平成23年度 |
一次試験 |
6659人 |
1047人
|
15.7% |
二次試験 |
1942人 |
219人 |
11.2% |
第三種 |
受験者 |
合格者 |
合格率 |
平成24年度 |
49452人 |
2895人 |
5.9% |
平成23年度 |
48864人 |
2674人
|
5.4% |
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仕事内容は? |
発電所やビル、工場など電気工作物のあるさまざまな施設で事故や災害を防止すべく、保安・点検・運用を行います。 |
収入は? |
電気主任技術者資格取得者は基本的に関連企業に勤務しています。
そのため、収入はその企業次第。
資格手当として1万円程度支給される会社もあります。
◇東京電力 平均年収:約760万円(平成22年)
◇関西電力 平均年収:約800万円(平成22年) |
就職について |
代表的な勤務先には以下のものがあります。
◇電力会社
◇電気関連企業
◇NTT
◇電気通信関連企業
◇病院
◇ビル管理業界
◇工場 など |
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