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第二種電気工事士

資格区分 国家資格
受験資格 制限なし
試験日

【平成24年度】
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【上期】
筆記試験:6月3日
筆記試験結果発表:7月2日

技能試験
◇上期技能-1:7月28日
◇上期技能-2: 7月29日
技能試験結果発表:9月7日

【下期】
筆記試験:10月6日
筆記試験結果発表:11月7日
技能試験:12月8日
技能試験結果発表:平成25年1月17日

-申込期間-
平成24年3月12日〜4月6日
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試験会場 全国各地
試験科目

【筆記試験】
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@電気に関する基礎理論
A配電理論及び配線設計
B電気機器・配線器具並びに電気工事用の材料及び工具
C電気工事の施工方法
D一般用電気工作物の検査方法
E配線図
F一般用電気工作物の保安に関する法令
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【技能試験】
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@電線の接続
A配線工事
B電気機器及び配線器具の設置
C電気機器・配線器具並びに電気工事用の材料及び工具の使用方法
Dコード及びキャブタイヤケーブルの取付け
E接地工事
F電流、電圧、電力及び電気抵抗の測定
G一般用電気工作物の検査
H一般用電気工作物の故障箇所の修理
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受験料 ゆうちょ銀行申し込み:9600円
インターネット申し込み:9300円
問い合わせ先 電気技術者試験センター
第二種電気工事士
合格体験記
不合格体験記
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第二種電気工事士詳細
資格情報

電気工事士は電気工事を行うために必須の資格で、扱える電気工事の規模によって第一種電気工事士と第二種電気工事士の2種類があります。
第二種電気工事士は一般用電気工作物の作業に従事することができます。
第二種電気工事士試験は例年約10万人が受験する人気の高い資格。

以前は、筆記試験免除者と筆記試験合格者は異なる日程で試験が実施されていましたが、平成23年度から試験制度が変更され、それらの区別が無くなり、上期試験・下期試験の年間2回の試験になりました。
受験の際にどちらかを選択することができます。
上期試験・下期試験の両方を受験することはできません。
こちらに第二種電気工事士取得までのフロー図が掲載されています。

難易度は?

第二種電気工事士の試験には、筆記試験と技能試験があります。
筆記試験は4択式。 問題数は50問。

技能試験は配布された部品を元に小さな配線工事をします。
配線というと難しそうに思えますが、それほどの難易度ではありません。
平均的な学習期間は半年程度。
短期合格も十分可能で、2ヶ月程度の学習期間で合格する人も。
独学でも十分合格可能ですがスクールもあります。
合格率は筆記試験・技能試験共に高く、それほど難易度の高い試験ではありません。

【第二種電気工事士の合格率】
平成23年度 受験者 合格者 合格率
筆記試験(上期) 76277人 49609人 65.0%
筆記試験(下期) 18798人 10370人 55.1%
技能試験(上期) 63437人 43893人 69.1%
技能試験(下期) 11858人 8448人 71.2%

平成22年度 受験者 合格者 合格率
筆記試験 98600人 58935人 59.8%
技能試験 59011人 43094人 73.0%
技能試験(筆記試験免除) 20778人 11183人 53.8%

【以下の人は筆記試験が免除になります】
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1.前年度の第二種電気工事士筆記試験に合格した者。
2.高等学校、高等専門学校及び大学等において経済産業省令で定める電気工学の課程を修めて卒業した者。
3.第一種、第二種又は第三種電気主任技術者免状の取得者。
4.鉱山保安法第18条の規定による試験のうち、電気保安に関する事項を分掌する係員の試験に合格した者。
5.旧自家用電気工作物施設規則第24条第1項(ヘ)及び(ト)の規定により電気技術に関し相当の知識経験を有すると認定された者。
6.旧電気事業主任技術者資格検定規則による電気事業主任技術者の有資格者。
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仕事内容は? 電気関係全般。
第1種電気工事士はほとんどすべての工事が可能。
第2種電気工事士は小さな規模での工事が可能。
収入は? 資格手当てが出るところも。
将来性は? 知名度も高く、受験者数も例年10万人を超えており、これからも今と変わらず重要資格であり続けるでしょう。
就職について

電気工事士資格のみで就職が決まるような力はありませんが、有利になる事は間違いない。
電気技術主任者や電検等、他の電気関係資格も取得しておくと心強い。
第二種電気工事士資格取得者の数はかなり多く、「電気」を使用する会社、部署での必須資格であり、差をつける資格ではありません。

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-更新12-02-01 -チェック13-11-01