資格区分 |
民間資格 |
受験資格 |
制限なし |
試験日 |
-第55回-
試験日:2011年7月23日
合格発表:9月20日
申込期間:4月20日〜7月8日17:30まで
-第56回-
試験日:2012年2月25日
合格発表:2012年4月20日
申込期間:2011年11月21日〜2012年2月10日17:30まで |
試験会場 |
インターネットによる受験 |
試験科目 |
.基礎レベル5級
.基礎レベル4級
.実用レベル英日翻訳
.実用レベル日英翻訳 |
受験料 |
実用レベル1科目:10000円
実用レベル2科目: 15000円
基礎レベル4級:6000円
基礎レベル5級:5000円
5級、4級併願:10000円 |
問い合わせ先 |
日本翻訳連盟 |
ほんやく検定(JTF)
合格体験記
不合格体験記 |
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ほんやく検定(JTF)詳細 |
資格情報 |
ほんやく検定は 産業翻訳に従事する翻訳者の育成と新たな人材の発掘を目的に日本翻訳連盟が開催している検定試験。
試験は基礎レベルと実用レベルの2つのレベルがあります。
基礎レベルは4級、5級のレベルがあり、それぞれ合否判定されます。
実用レベルは、6分野の中から1分野を選択し、翻訳の完成度に応じて1級〜3級、又は不合格が判定されます。
以前は会場受験も開催されていましたが、2009年7月開催の検定より、インターネット受験のみに一本化されました。
また、実際の翻訳の仕事では電子データでのやりとりをすることが多いことも、その理由の一つ。
翻訳という職業柄か、受検者には女性の割合が高く、男性37%に対し女性が63%。
実務レベルを目指すなら2級以上を取得したい。 |
難易度は? |
1級・2級・3級は実用レベル。
実用レベルは、各級共通で6分野あり、1分野を選択。英日翻訳と日英翻訳がある。
翻訳の完成度に応じて、1-3級または不合格が判定されます。
(1)政経・社会 (2)科学技術 (3)金融・証券 (4)医学・薬学 (5)情報処理 (6)特許
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-1級-
専門家の翻訳であると認定する。原文の情報が正確で分かりやすく、かつ適切な文体で表現されている。
-2級-
完成度の点では1級には一歩譲るが、実務では十分に通用する翻訳であると認定する。
実務上では若干の修正が必要であるが、重大な誤訳はない。
-3級-
内容理解力、表現力などの面でかなり欠点もあるが、限られた時間内での作業、試験という特殊な環境などを考慮すると、実務で一応通用する翻訳力があると認められる。
今後の自己研鑽が鍵である。
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4級・5級は基礎レベル。
それぞれに課題があり、基礎語学能力および「翻訳のセンス」の有無が判定される。
時代がかった長文や試験のための作為的な文章ではなく、一般社会問題および平易な科学技術問題が課題となっています。
また、5級では90%、4級では85%が高校卒業までに学習する英単語で構成されています。
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-4級-
英日翻訳2題および日英翻訳1題
・ 原文読解能力(文脈および背景情報の理解)
・ 英語および日本語の表現能力(母国語水準に近い自然な英語表現および、こなれた日本語表現)
-5級-
英日翻訳3問
・ 英文読解能力(文章構造の完全な把握)
・ 日本語表現能力(正しい日本語の記述)
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難易度:合格率は1級が数%、2級が10%前後、と1級・2級はかなりの難易度。
【ほんやく検定の合格率】
2010年度(第52回・第53回) |
受験者 |
合格者 |
合格率 |
英日翻訳 |
1級 |
726 |
8 |
1% |
2級 |
45 |
6% |
3級 |
148 |
20% |
日英翻訳 |
1級 |
311 |
0 |
0% |
2級 |
12 |
4% |
3級 |
68 |
22% |
4級 |
158 |
63 |
40% |
5級 |
133 |
68 |
51% |
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仕事内容は? |
仕事内容は翻訳。
翻訳には英語の能力だけでなく、日本語の豊かな知識も必要となります。
翻訳業務には納期があり、忙しいときは休みなしになることも。
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収入は? |
就職に関しては2級以上を取得していると効果が高い。
2級以上に合格すると、JTF公式Webサイトの「検定合格者リスト」(JTF会員専用)および「日本翻訳ジャーナル」に自己プロフィールを無料で登録でき、
登録することによってJTF加盟の翻訳会社(約130社)から直接仕事を獲得する機会が広がります。
1級を取得していれば、更に仕事の幅が広がります。
翻訳専門の会社、又は個人での翻訳業務など活躍の場は多岐にわたります。
最近は、諸外国と取引を行っている企業での社内翻訳家としても需要があります。 |
就職について |
収入は個人の能力次第。ただ、労働時間に対するリターンの割合はあまり良くはない。
専門文書を翻訳する場合は訳す時間のみでなく、その専門分野の調査も行う必要があり、時間対収入は芳しくない。
簡単な訳の場合は当然、翻訳料が安くなります。
専門分野・得意分野に特化した翻訳家への需要は高く、就職や仕事獲得の可能性もより高まります。自分の専門分野を突き詰めることが、翻訳家としての成功の鍵になります。
自宅でもできることが良い点ではありますが、家事の合間に翻訳で家計のプラスに・・と考えている人には厳しい現実が待っているかもしれません。 |
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