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JTA公認翻訳専門職資格試験

資格区分 民間資格
受験資格 制限なし
試験日 3月・6月・9月・12月の第1日曜日
試験会場 インターネット受験方式による在宅試験。
東京、大阪にて会場試験が行われる(4科目受験の者に限る)。
試験科目 英語部門、中国語部門とも以下の4科目
1.翻訳文法技能試験(Language & Cultural Test)
2.翻訳専門技能試験(Expert Competence Test)
3.翻訳IT技能試験(IT Competence Test)
4.翻訳マネジメント技能試験(Managerial Competence Test)
受験料 4科目受験:21000円
単科受験:5250円
問い合わせ先 日本翻訳協会
JTA公認翻訳専門職資格試験
合格体験記
不合格体験記
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JTA公認翻訳専門職資格試験詳細
資格情報

JTA公認翻訳専門職資格試験は日本翻訳協会が実施する翻訳の能力を測る資格試験。
以前に開催されていた翻訳技能認定試験を時代の流れにあわせバージョンアップしたものが、JTA公認翻訳専門職資格試験です。
試験に翻訳とは直接関係のない翻訳ビジネスやマネージメント能力を問う内容が含まれるなど、ビジネスと翻訳者の関係を意識した試験内容にもなっています。
これは、翻訳者として成功している人の多くが、自ら営業をかけマーケットの開拓に尽力している事実があり、それらの能力も身につけてもらいたいとの思いから試験に組み込まれました。

翻訳技能認定試験は東京・大阪での受験が必須となっていましたが、JTA公認翻訳専門職資格試験ではインターネットを利用してどこでも受験ができるようになりました。

難易度は?

試験は科目ごとに合否判定が行われます。
昼食・休憩を含め5時間以内。
全科目合格し、職務経験者2年以上の者が「JTA公認翻訳専門職」に認定されます。

仕事内容は?

翻訳のプロ、スペシャリスト。
翻訳には英語ができるだけでは十分でなく、日本語の豊かな知識も必要になります。
翻訳の仕事は自宅でもできることが利点といえますが、当然ながら納期もあり、忙しい時には休みなく働くことも。
家事の合間にちょっと翻訳で家計のプラスに・・と考えている人には、厳しい現実が待っているかも。
片手間に仕事ができ、収入が得られるほど簡単なものではありません。

収入は?

翻訳家の収入は状況によって様々なので一概にはいえませんが、苦労の割にはあまり良くはないことが多いとか。
専門文書を翻訳する場合、訳す時間のみでなく、その専門業界周辺の調査に時間が必要で、時間対収入の割合はなかなか・・。
短時間でも対応できるような簡単な訳の場合は当然、翻訳料が安くなります。
報酬体系には、出来高制(原稿用紙1枚あたり〜)と印税制(決められたパーセンテージで売れた部数に応じての報酬)があります。

専門性の高いものほど翻訳料は良好で得意分野・専門分野を明確に深化させることが高収入獲得の秘訣になるとか。
専門分野の調査には時間がかかりますが、専門知識や専門用語のデータなどを自分の辞書のように蓄積して活用できるようにすれは、難易度の高い翻訳でも効率的な作業が可能になります。

就職について

翻訳会社に勤務する以外には、フリーの翻訳家として活動したり、個人で仕事を請ける人もいます。
どんな雇用形態でも、翻訳家としての経験が重要。
専門分野・得意分野に特化した翻訳家への需要は高く、就職や仕事獲得の可能性もより高くなります。自分の専門分野を突き詰めることが、翻訳家としての成功の鍵になります。

翻訳業務専門の会社や個人的なコネなどの仕事がもらえるつながりも重要。
最近は諸外国との取引を行う会社などで、様々な書類に対しての社内翻訳家としての需要もあります。

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-更新13-02-01 -チェック14-02-01