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日本語教育能力検定試験

資格区分 民間資格
受験資格 制限なし
試験日

【平成25年度】
試験日:10月27日
合格発表:12月20日
申込期間:6月24日〜8月12日

試験会場 札幌・仙台・東京・名古屋・大阪・広島・福岡
試験科目 1.社会・文化・地域
2.言語と社会
3.言語と心理
4.言語と教育
5.言語一般
受験料 10600円
問い合わせ先 日本語教育能力検定試験
日本語教育能力検定試験
合格体験記
不合格体験記
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日本語教育能力検定試験詳細
資格情報

日本語教育能力検定試験は、日本語教員を目指す人や既に日本語教員として教育に携わっている人を対象に実施されている日本語教育の専門家として必要な知識と技能を測る検定試験。
試験では日本や諸外国の文化から、言語と社会、心理の関わりまで幅広い分野が出題されるため、日本語という言語だけでなく、その裏にある社会背景に対しても理解が求められる。

日本語教員として働くためにはこの資格を求められる事が多く、日本語教師を目指す場合には取得を考えておきたい。

例年、受験者には女性が多く平成21年度は全科目受験者5183人に対して、女性が3906人、男性1277人でした(約75%)。

難易度は?

試験は試験T・試験U・試験Vの3部構成になっています。
試験は合格率20パーセントと結構な難易度。
学習期間にして半年以上は必要。
試験の情報が少ないため、独学での受験はなかなか厳しく、多くの人が何らかの対策スクール・講座を活用しているようです。
多くの資格スクールで対策講座が開講されています。

【日本語教育能力検定試験の合格率】
  全科目受験者 合格者 合格率
平成24年度 4798人 1109人 23.1%
平成23年度 5732人 1527人 26.6%
平成22年度 5584人 1197人 21.4%
*()は女性。

【試験T】
原則として、出題範囲の区分ごとの設問により、日本語教育の実践につながる基礎的な知識を測定する。

【試験U】
試験Tで求められる「基礎的な知識」および試験Vで求められる「基礎的な問題解決能力」について、音声を媒体とした出題形式で測定する。

【試験V】
原則として出題範囲の区分横断的な設問により、熟練した日本語教員の有する現場対応能力につながる基礎的な問題解決能力を測定する。

就職について

日本語教師の募集には、基本的に日本語教育能力検定試験の合格か、日本語教師養成講座420時間コースの修了が求められます。
2つを取得を求められる場合もあります。
日本語教師を目指すなら、この2つの取得を目指そう。
その他では大学での専攻なども重視されます。
日本語教師募集の詳細

日本語教師養成機関420時間コースとは、「教員養成のための教育内容についての報告」で文化庁が示した方針にそった講座のこと。
多くのスクールで日本語教師養成機関420時間コースは開講されていて、その名のとおり、420時間の学習が必要な長期的な講座です。

日本語教師になるために必ず必要な資格はありません。
正式な教員免許状は交付されていないため、日本語教師養成機関での420時間以上の履修がその能力の証明となっている現状にあります。

収入は? 日本語教師の収入状況は厳しめ。
非常勤などでの雇用が多く、継続して安定した収入を得ることはなかなか厳しい現状にあるそうです。
全く収入の得られない、ボランティアとして活動している人も少なくありません。
非常勤の場合は時給1500円〜程度が多い。
多くの仕事があれば、それなりの収入になりますが、それほど需要があるわけでもないとのこと。
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-更新13-02-01 -チェック14-02-01