資格区分 |
公的資格 |
受験資格 |
1、2、3の期間が通算して5年以上であり、かつ当該業務に従事した日数が900日以上であること。
1.定められた国家資格などに基づく業務に従事する者。
2.定められた相談援助業務に従事する者。
3.定められた介護などの業務に従事する者で、社会福祉主事任用資格など必要な条件を満たしている者。
3のケースで一定の条件を満たしていない場合、介護などの実務経験が10年以上かつ当該業務に従事した日数が1800日以上であること。
*詳細はこちら(東京都) |
試験日 |
-平成23年度-
10月23日
合格発表:約1ヵ月後
申込期間:6月6日〜7月13日 |
試験会場 |
各都道府県 |
試験科目 |
-介護支援分野-
・介護保険制度の基礎知識
・要介護認定等の基礎知識
・居宅・施設サービス計画の基礎知識等
-保健医療福祉サービス分野-
・保険医療サービスの知識等(基礎)
・保健医療サービスの知識等(総合)
・福祉サービスの知識等 |
受験料 |
各都道府県によって異なる
東京都:9500円 |
問い合わせ先 |
各都道府県の介護保険担当課
東京都福祉保健財団 |
ケアマネジャー
(介護支援専門員)
合格体験記
不合格体験記 |
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ケアマネジャー(介護支援専門員)詳細 |
資格情報 |
ケアマネジャーは要支援、要介護と認定された人などが、よりよい介護サービスを受けられるように調整を行い、状況に応じた介護サービス計画(ケアプラン)を作成する介護のプロフェッショナル。
ケアマネジャーになるには、5年以上の実務経験が必要になります。
そのため、学校を出てすぐに取得できる類の資格ではありません。
以前は看護師の合格者がかなりの割合を占めていましたが、近年の合格者は介護福祉士がほとんどを占めています。
ケアマネジャーは介護支援専門員が正式名称で、ケアマネジャーと書きますが、口語の場合はケアマネージャーとも呼ばれており、明確な区別はなく混同されているのが現状です。
☆ケアマネジャー(介護支援専門員)になるには
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介護支援専門員実務研修受講試験の受験に必要な実務経験を満たす。
↓
介護支援専門員実務研修受講試験を受験・合格。
↓
介護支援専門員実務研修を受講・修了する。
↓
ケアマネジャー(介護支援専門員)
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介護支援専門員実務研修受講試験の受験資格には、医療・福祉関係での実務経験が必要になります。
◇医療・福祉系の資格を取得していて(医師免許や介護福祉士など)その資格の関連業務5年以上の経験者。
◇介護関係施設での5年以上の業務経験者。
介護支援専門員実務研修受講試験合格後は、各都道府県で実施される実務研修で、ケアプランの作成などケアマネジャーとして業務を行う上での基礎知識と技能を学びます。
実務研修を修了すれば、登録する事によりケアマネジャー(介護支援専門員)となることができます。
ケアマネジャーは5年毎の更新制であり、更新には所定の研修を受ける必要があります。 |
難易度は? |
介護支援専門員実務研修受講試験の合格率は例年約20%程度。
試験自体の難易度はそれほど高くはありません。
資格スクールで講座も開講されています。
合格者にはスクールを活用する人、独学で合格する人どちらもいます。
介護支援専門員実務研修受講試験(平成22年度)の職種別合格者の割合上位は
1.介護福祉士 68%
2.相談援助業務従事者・介護等業務従事者 10%
3.看護師 8%
最近は特に介護福祉士の割合が増加傾向にあり、キャリアアップのために取得をしているケースが多いようです。
【介護支援専門員実務研修受講試験の合格率】
*(ケアマネジャー(介護支援専門員)になるための研修を受講するための試験の合格率)
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受験者 |
合格者 |
合格率 |
第13回(平成22年度) |
139959人 |
28703人 |
20.5% |
第12回(平成21年度) |
140277人 |
33119人 |
23.6% |
第11回(平成20年度) |
133072人 |
28992人 |
21.8% |
第10回(平成19年度) |
139006人 |
31758人 |
22.8% |
第9回(平成18年度) |
138262人 |
28391人 |
20.5% |
第8回(平成17年度) |
136030人 |
34813人 |
25.6% |
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仕事内容は? |
ケアマネジャー(介護支援専門員)の主な仕事は介護サービスを希望する高齢者にどのようなサービスが必要になるのかを見極め、「ケアプラン」という介護サービスの計画をたてることです。
要介護認定を受けた本人やその家族のニーズを的確に把握し、さまざまな状況に応じた適切なサービス計画を策定しケアプランを作成します。
要介護者等が心身の状況に応じて適切な在宅サービスや施設サービスを利用できるように市町村、事業者及び施設との連絡調整を図ります。
※「ケアプラン」とは、いつ、どのようなサービスを、どの程度、どこの業者から利用するのか?などの介護サービスの利用計画。
要介護認定を受けた本人やその家族、介護業者と十分に相談し・連携をとらなければならない人と人とのつながりが重要な仕事内容であるため、コミュニケーション能力がなければつとまらない仕事といえるでしょう。
他の福祉系・医療系職業は夜勤など不規則な勤務体系になることが多いのですが、ケアマネジャー(介護支援専門員)の勤務時間は比較的恵まれていている場合が多く、9〜5時以降など日勤の形が多い。そのため、夜勤や日直などは少ない。 |
収入は? |
ケアマネジャーの平均年収は約380万円で月収で20〜35万円程度。
他の福祉系資格と同様に、収入の伸びしろは少ない。
資格手当がでるところも。 |
就職について |
ケアマネジャー(介護支援専門員)の勤務場所としては、居宅介護支援事業者や介護保険施設、病院、診療所や老人ホームなどがあります。
介護保険の施設・指定業者にはケアマネジャー(介護支援専門員)の設置が義務づけられているため、各施設ごとに需要があります。
しかし、新たに「ケアマネジャー(介護支援専門員)」として雇用するのではなく、既存の職員がケアマネジャー(介護支援専門員)資格を取得し指定条件を満たすケース(兼業)もあり、需要が大きく増加しているわけではありません。
多くのケアマネジャー(介護支援専門員)がケアマネジャー業務の専業で働いているわけではなく、他の業務(介護福祉士など)との兼業で働いているケースが多いようです。
そのため、資格取得者でも、ケアマーネジャーとして働いている人の割合は多くはありません。
有資格者45万人以上のうち、ケアマネジャーとして働いているのは10万人程度と言われています。 |
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