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はり師

資格区分 国家資格
受験資格

1.大学に入学する事のできる者で、3年以上文部科学大臣が認定した学校又は厚生労働大臣が認定した養成施設・専門学校で知識、技能を修得した者(受験年3月までに修業・卒業見込みの者を含む)。
2.著しい視覚障害者については、高等学校に入学することのできる者で、あん摩マッサージ指圧師の場合は3年以上、はり師及びきゅう師の場合は5年以上上記の学校又は養成施設で知識、技能を修得した者(受験年3月までに修業・卒業見込みの者を含む)。 など

試験日 【第20回】
平成24年2月26日
合格発表:3月28日
申込期間:平成23年12月1日〜12月20日
試験会場

《晴眼者》
宮城県、東京都、愛知県、大阪府、香川県、鹿児島県

《視覚障害者》
各都道府県 (山形県は除く) 

試験科目 医療概論(医学史を除く。)、衛生学・公衆衛生学、関係法規、解剖学、生理学、病理学概論、臨床医学総論、臨床医学各論、リハビリテーション医学、東洋医学概論、経絡経穴概論、はり理論及び東洋医学臨床論

(同時にはり師試験及びきゅう師試験を受ける場合には、はり理論またはきゅう理論以外の共通科目が免除になります)
受験料 11600円
問い合わせ先 東洋療法研修試験財団 
厚生労働省
はり師
合格体験記
不合格体験記
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はり師詳細
資格情報

はり師は金・銀・鉄などの金属針をつぼなどに刺す事で刺激を与え治療をおこなう医療技術者、職業です。
一般に、はり師ときゅう師の資格保持者の事を鍼灸師と言います。

はり師には、指定された養成施設(3年以上)を卒業し、国家試験に合格すればなることができます。
養成校には大学(4年)・短大(3年)・専門学校(3年)がありますが、養成施設はほとんどが専門学校で、多くの人が専門学校に進学しています。

ほぼ全ての人がはり師ときゅう師を同時に取得しています。はり師・きゅう師試験を同時に受験する人は、はり理論・きゅう理論以外の共通科目については免除されます。

鍼灸業界は男性業界と思われがちですが、最近は女性の進出も目立ってきており、業界の4割程度は女性が占めています。

難易度は?

はり師国家試験の合格率は高く、試験前にしっかりと対策しておけば問題のないレベルの試験といえます。

【はり師国家試験の合格率】
  受験者 合格者 合格率
第20回
(平成24年)
5015名 3651名 72.8%
第19回
(平成23年)
5483名 4553名 83.0%
第18回
(平成22年)
5283名 3990名 75.5%
第17回
(平成21年)
5354名 4216名 78.7%
仕事内容は?

患者の体調や痛みの状況を改善すべく、全身のツボなどを調べ、その結果に基づいてはり治療を行います。
鍼を使ってツボをを鍼で刺すことにより、 気や血流のバランスを正常に戻し、病気の治療をしたり、心身のケアを行います。
鍼治療は、人間の体に中にある自然治癒力を引き出すことに重きが置かれています。
治療に使用する鍼は髪の毛よりもさらに細いものなので、打つときの痛みはほとんどありません。

治療をしている時は黙々と治療するわけではなく、楽しく会話をしながらになることが多い。
患者さんとのコミュニケーション能力が求められ、人柄が良いからそこに通院するという人少なくありません。
勤務時間は長時間になるケースも多く、常連のお客さんの都合によって休日にも対応することもあるそうです。

収入は?

公務員として病院の医療施設などに勤務する場合は公務員としての給与が支給されます。
鍼灸院に勤務する場合は、一般的なサラリーマンとさほどの違いは無く、 初任給で10万後半〜20万円台前半程度。
やとわれの場合は収入の伸びしろは少なく高収入は期待しにくいのが現状。
独立し鍼灸院が繁盛すれば収入のアップが望めそう。

就職について

近年、はり師・きゅう師の養成校が増加した影響で資格取得者が増加し、就職状況は芳しくない状況が続いています。
鍼灸治療院や病院の整形外科、福祉施設、リハビリテーションセンター等が主な職場になります。
資格取得後すぐに独立する人もいます。

サッカーや野球のスポーツトレーナーなどは人気の職種ですが、絶対数が少なく、なかなか就職は難しいとか。
公募のようなものはあまり無く、ほとんどは人脈やコネで採用が決まるそうです。
更に、契約体系は1年契約などの短期が基本となり、チーム事情で翌年からはいきなり「契約無し」となることも・・。

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-更新12-04-01 -チェック14-09-01