資格区分 |
国家資格 |
受験資格 |
1.特別養護老人ホームや介護老人保健施設の介護職員など、主たる業務が介護等の業務である方、介護保険の指定訪問介護事業所の訪問介護員(ホームヘルパー)などで、介護等の業務に従事(在職期間が3年以上、実働日数が540日以上)した者(受験年1月までに3年以上などの受験資格をみたす見込みの者も含む)
2.高等学校又は中等教育学校(専攻科を含む)において、福祉に関する所定の教科目及び単位を修めて卒業した者
3.特例高等学校(専攻科を含む)において、福祉に関する所定の教科目及び単位を修めて卒業した後、介護等の業務に従事(在職期間:9ヶ月以上、実働日数135日以上)した者
複雑な受験資格になっています。詳細はこちら |
試験日 |
-第24回(平成23年度)-
筆記試験:平成24年1月29日(日曜日)
実技試験:平成24年3月4日(日曜日)
合格発表:平成24年3月28日
申込期間:平成23年8月10日〜10月7日 |
試験会場 |
[筆記試験]
北海道、青森県、岩手県、宮城県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、新潟県、石川県、岐阜県、静岡県、愛知県、京都府、大阪府、兵庫県、島根県、岡山県、広島県、香川県、愛媛県、高知県、福岡県、長崎県、熊本県、大分県、鹿児島県、沖縄県
[実技試験]
北海道、青森県、宮城県、東京都、石川県、愛知県、大阪府、広島県、香川県、福岡県、鹿児島県、沖縄県 |
試験科目 |
[筆記試験]
◇人間の尊厳と自立
◇人間関係とコミュニケーション
◇社会の理解
◇介護の基本
◇コミュニケーション技術
◇生活支援技術
◇介護過程
◇発達と老化の理解
◇認知症の理解
◇障害の理解
◇こころとからだのしくみ
◇総合問題
[実技試験]
◇介護等に関する専門的技能 |
受験料 |
10650円 |
問い合わせ先 |
社会福祉振興・試験センター |
介護福祉士
合格体験記
不合格体験記 |
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介護福祉士詳細 |
資格情報 |
介護福祉士は、身体的、精神的に障害のある高齢者などに対して介護や、介護に関する指導を行う職業です。
資格の位置付けとしては、ホームヘルパーの上位資格になりホームヘルパーの取得者がキャリアアップのために取得するケースが多い。
介護福祉士資格の取得方法
介護福祉士の資格を取得するには大きく分けて2通りのルートがあります。
◇厚生労働大臣が指定した養成施設を卒業し、資格を取得するルート。
卒業と同時に介護福祉士として登録ができ、国家試験を受験する必要はありません。(平成27年度までは卒業するだけで資格が取得できますが、それ以降は国家試験の受験が必要になります。)
◇介護福祉士国家試験を受験・合格し介護福祉士資格を取得するルート。
ホームヘルパーなどでの介護系実務経験が3年以上か、高校や中学校で福祉に関する所定の教科目、単位を修めて卒業した人が国家試験を受験して資格を取得する。
※社会福祉振興・試験センターより。
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難易度は? |
介護福祉士国家試験の難易度
介護福祉士国家試験の合格率は例年50%前後で難易度自体はそれほど高いものではありません。
介護福祉士国家試験は試験対策スクールもありますが、独学でも対応可能な試験レベルとなっています。
介護福祉士国家試験の合格者の8割程度は女性。
【介護福祉士国家試験の合格率】
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受験者 |
合格者 |
合格率 |
第24回
(平成24年) |
137961人 |
88190人 |
63.9% |
第23回
(平成23年) |
154223人 |
74432人 |
48.3% |
第22回
(平成22年) |
153811人 |
77251人 |
50.2% |
第21回
(平成21年) |
130830人 |
67993人 |
52.0% |
第20回
(平成20年) |
142765人 |
73302人 |
51.3% |
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仕事内容は? |
仕事内容は大きく分けて、以下の2つがあります。
◇老人ホームや障害者施設やなどでの介護業務。
体が不自由なお年寄りや障害者に対して、食事の世話や入浴補助などを行います。
◇訪問介護員として、利用者宅への訪問しての介護業務。
自宅に訪問し、介護をする訪問介護員として働く場合は、利用者の入浴介助や家の掃除、洗濯、食事の用意などホームヘルパーとして働きます。
入浴や移動などでは、お年寄りを抱えての作業になる事もあり、一定以上の体力が求められる職業です。
介護職は人と人とがより密接に触れあう仕事であり、人間関係のトラブルも起こりやすいようです。
時間も不規則になりがちな仕事で、最初の頃は頑張れたとしても、強靭な意志がないと何年も続ける事は難しいとか。
その他には、女性が多い環境であるため、いろんな派閥があったりと人間関係でも大変なことも・・。
介護福祉士の勤務状況
勤務時間は労働形態や福祉施設によっても異なりますが、福祉施設などに勤務した場合は24時間体制の交代勤務になる事が多く(土曜・日曜は関係なし)、デーサービスを主に行う施設では、日曜日は基本的に休みとなる週休二日制のになることが多いようです。
多くの福祉施設ではスタッフの数が十分なものでは無い現状があり、必然的に仕事内容はハードなものとなる傾向にあります。 |
将来性は? |
これから一層の高齢化社会に向けて必須資格へ。
介護関係資格を取得していなくとも、介護関係業務に就く事はできますが、介護福祉士を取得していれば仕事の幅が広がることは間違いないでしょう。 |
収入は? |
勤務形態や会社によっても異なりますが、介護福祉士の収入状況は十分なものとはいえないようです。
平均的な月収は約20万円程度
年収にして300万〜400万位とのデータもあります。
夜勤もあり、肉体的にも重労働である仕事内容であるにもかかわらず、賃金が低く割に合わないとの意見も。
低賃金を理由に介護職を離れる人も少なくありません。
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就職について |
介護福祉士の就職状況は良好です。
業界の介護福祉士への需要は多く、介護福祉士資格を取得していれば就職はしやすい状況。
体力仕事が多いこともあり、男性の力が必要とされる場面も多く、男性の採用率は女性に比べると高いようです。
介護福祉士業界は80%が女性。
潜在的介護福祉士について
介護福祉士資格取得者全体のうち4割程度は介護関係の業務につかず、他の職種に就いている現状にあります。離職率は20%以上と高く、1年間で5人に1人が退職している計算になります。
労働時間が長く休日も不安定、ハードな労働内容になりがちな職業であるにも関わらず、収入状況が良くないことがその原因だと言われています。
(介護福祉士資格取得者であるが、福祉系の仕事に就いていない人のことを潜在的介護福祉士といいます。その数、約20万人(平成19年)。)
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