このエントリーをはてなブックマークに追加

資格ガイド福祉・医療系資格さ行の資格>作業療法士

作業療法士

資格区分 国家資格
受験資格 1.大学に入学することができる者で、 、文部科学省令・厚生労働省令で定める基準に適合するものとして、 文部科学大臣が指定した学校又は厚生労働大臣が指定した作業療法士養成施設において、3年以上、作業療法士として必要な知識及び技能を修得した者(又は卒業する見込みの者を含む。)

2.外国の作業療法に関する学校若しくは養成施設を卒業し、又は外国で作業療法士の免許に相当する免許を得た者で、厚生労働大臣が1に掲げる者と同等以上の知識及び技能を有すると認定した者

3.法の施行の際(昭和40年8月28日)現に文部大臣又は厚生大臣が指定した学校又は施設において、作業療法士となるのに必要な知識及び技能を修業中の者であって、法施行後に当該学校又は施設を卒業した者
試験日

【第47回】
筆記試験:平成24年2月26日
口述試験・実技試験:平成24年2月27日
申込期間:平成23年12月19日〜平成24年1月10日
合格発表:平成24年3月30日

試験会場 筆記試験:北海道、宮城県、東京都、愛知県、大阪府、香川県、福岡県、沖縄県
口述試験・実技試験:東京
試験科目

【筆記試験】
◇一般問題
解剖学、生理学、運動学、病理学概論、臨床心理学、リハビリテーション医学(リハビリテーション概論を含む。)、臨床医学大要(人間発達学を含む。)及び作業療法。

◇実地問題
運動学、臨床心理学、リハビリテーション医学、臨床医学大要(人間発達学を含む。)及び作業療法。

【口述試験及び実技試験】
点字試験受験者に対して、実地問題に代えて次の科目について行う。
運動学、臨床心理学、リハビリテーション医学、臨床医学大要(人間発達学を含む。)及び作業療法。

受験料 10100円
問い合わせ先 厚生労働省
作業療法士
合格体験記
不合格体験記
スポンサード
リンク
作業療法士詳細
資格情報

作業療法士は医師の指示のもと、身体や精神に障害がある人に対して、手芸・工芸などの作業を通じて、患者さんの基本的動作能力の回復を図るためにリハビリを行う職業です。
別名OT(オキュペイショナルセラピスト Occupational Therapist)とも呼ばれています

作業療法士 資格の取得方法

作業療法士には作業療法士養成校(3年以上。大学・短大・専門学校がある)を修了し、作業療法士国家試験に合格すればなることができます。
作業療法士養成校

養成校の難易度は理学療法士と同様に、高いところと低いところがあります。
理学療法士よりは少し入学しやすい事が多い。
国立・私立・大学・短大・専門学校など様々な養成校があり、必要な費用もかなり違ってくるので、しっかり事前に調査をしておきたい。
夜間の作業療法士養成校もあります。

作業療法士は約7割が女性。
仕事内容もハードになることは少なく、女性にお勧めの職業といえます。

作業療法士養成校
(3年以上)
矢印
作業療法士国家試験
矢印
作業療法士
難易度は?

作業療法士国家試験の合格率は平均80%程度。
普通に試験対策をしていれば合格は難しくないでしょう。

【作業療法士国家試験の合格率】
  受験者 合格者 合格率
第47回
(平成24年)
5821人 4637人 79.7%
第46回
(平成23年)
5794人 4116人 71.0%
第45回
(平成22年)
6469人 5317人 82.2%
仕事内容は?

作業療法士の仕事は事故や先天的なものによって、心身に障害を持つ人に対して、手芸や木工作などの作業を通じて、心身の機能回復を図り、健全に社会活動ができるように治療を行うことです。

工作や手芸、陶芸など、作業を通じて機能回復を図る治療法は「作業療法」といわれています。
作業療法士は主に「作業療法」を用いてリハビリを行います。

作業療法士の勤務状況

勤務時間は日勤がほとんどで、夜勤は基本的にありません。
働きやすい職業と言えるでしょう。

就職について

作業療法士は非常に就職率の良い職業で、有資格者であれば就職に困ることは少ない。
ただ、年々、作業療法士の数も増加傾向にあるため、このままの状態が続くと飽和状態になる可能性も。

作業療法士の就職先

就職先には一般の病院、精神病院、介護福祉施設、リハビリテーションセンター、老人デイサービスセンター、身体障害者施設などがあります。
作業療法士の約6割が病院のリハビリテーション科に勤務をしています。

収入は? 作業療法士の平均年収は約400万円。
収入に関しては一般的な数字といえます。
ただ、他の福祉系職業同様に経験を積んだとしても収入の伸びしろは少ない。
スポンサード
リンク
-更新12-04-01 -チェック14-09-01