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診療報酬請求事務能力認定試験

資格区分 民間資格
受験資格 制限なし
試験日

年間2回(7月・12月)
願書提出期間:試験日約2ヶ月前から

試験会場 全国各地
試験科目

【学科試験】
1.医療保険制度等・公費負担医療制度の概要
2.保険医療機関等・療養担当規則等の基礎知識
3.診療報酬等・薬価基準・材料価格基準の基礎知識
4.医療用語及び医学・薬学の基礎知識
5.医療関係法規の基礎知識
6.介護保険制度の概要

【実技試験】
・診療報酬請求事務の実技

受験料 7500円
問い合わせ先 日本医療保険事務協会
診療報酬請求事務能力認定試験
合格体験記
不合格体験記
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診療報酬請求事務能力認定試験詳細
資格情報 診療報酬請求事務能力認定試験は診療報酬請求業務、いわゆる、一般的にレセプト業務と呼ばれる業務を正しく行うために必要な技能と知識を認定する試験です。
試験は「医科」と「歯科」の2つの部門があり、それぞれ学科試験と実技試験があります。
数ある医療事務系の資格の中でも知名度は高く、のべ受験者数は医科・歯科併せて30万人を超えています(2012年)。
レセプト業務の仕事を考えるなら、医療事務系資格の中でも、この資格の取得を考えたい。
資格取得者には10代から20代が多く、全体の7割を超えています。
難易度は?

診療報酬請求事務能力認定試験には、「医科」と「歯科」の2つの部門があり、それぞれ学科試験と実技試験があります。
※「医科」の受験者が圧倒的に多く、「歯科」の受験者は例年150人程度。

試験では試験場への資料の持ち込みが認められていますが、持ち込みが認められている試験でありながら平均30%程度の合格率になっていることから、その難易度が窺い知れます。
医療事務系資格の中での難易度は高いクラスに入りますが、参考書籍が充実しているため独学での対策も可能でしょう。
各資格スクールでも対策講座が開講されています。


【診療報酬請求事務能力認定試験の合格率】
    受験者 合格者 合格率
第35回 医科 10521人 2916人 27.7%
歯科 167人 54人 32.3%
第34回 医科 7561人 2071人 27.4%
歯科 159人 62人 39.0%
第33回 医科 10316人 2763人 26.8%
歯科 148人 56人 37.8%
仕事内容は?

医療事務の仕事内容は診療報酬請求業務、いわゆるレセプト業務が中心になります。
レセプト業務では病院や医院の保険診療費を請求します。

レセプト業務以外の医療事務の代表的な仕事には、受付業務があります。
窓口で来院してきた患者さんと診察券の受け渡しや金銭授受、また電話応対などを行います。

その他にも、病棟内の入退院の手続きや病床管理などの病棟管理業務、医師や看護師のスケジュール管理などを行う医療秘書業務など、幅広い業務をこなします。

就職について 医療事務系の資格を取得したとしても、正社員での採用枠は少なく、かなりの激戦。
ほとんどのケースでは派遣社員や契約社員としての雇用形態になります。
採用では医療事務の資格よりも経験が重視される傾向にあります。
収入は?

正社員採用の場合は一般の事務職と同程度の収入になることが一般的。
職歴3年で年収約300万円、職歴10年で年収約360万円。(全日本病院協会)
高卒初任給:月15万円前後 
大卒初任給:月19万円前後

派遣社員の場合は時給1000円〜1300円程度が一般的なライン。
パート採用の場合は時給900円程度。

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-更新12-08-01 -チェック14-04-01