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登録販売者

資格区分 国家資格
受験資格

1. 旧大学令に基づく大学及び旧専門学校令に基づく専門学校において薬学に関する専門の課程を修了した者。

2. 平成18年3月31日以前に学校教育法に基づく大学(短期大学を除く。)に入学し、当該大学において薬学の正規の課程を修めて卒業した者。

3. 学校教育法に基づく高等学校若しくは旧中等学校令に基づく旧制中学又はこれと同等以上の学校を卒業した者であって、1年以上薬局又は一般販売業(卸売一般販売業を除く。)、薬種商販売業、配置販売業、若しくは店舗販売業で薬剤師又は登録販売者の管理及び指導の下に一般用医薬品の販売等に関する実務に従事した者。

4. 4年以上薬局又は一般販売業(卸売一般販売業を除く。)、薬種商販売業、配置販売業、若しくは店舗販売業で薬剤師又は登録販売者の管理及び指導の下に一般用医薬品の販売等に関する実務に従事した者。

5.上記の者と1〜4に掲げる者と同等以上の知識経験があると都道府県知事が認めた者 など。

試験日 日程などは各都道府県により異なります。
試験会場 各都道府県
試験科目 ◇医薬品に共通する特性と基本的な知識
◇人体の働きと医薬品
◇主な医薬品とその作用
◇薬事に関する法規と制度
◇医薬品の適正使用と安全対策
受験料 東京都:13600円
大阪府:13000円
(実施都道府県により異なります)
問い合わせ先

東京都福祉保健局 
大阪府健康医療部薬務課

登録販売者
合格体験記
不合格体験記
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登録販売者詳細
資格情報

登録販売者とは2009年の薬事法改正により創設された国家資格です。
試験は各都道府県ごとに実施されます。

今まで一般用医薬品(一般用医薬品とは、ドラッグストア等で販売されている調剤以外の薬)の販売は薬剤師にしか認められていませんでしたが、法改正により登録販売者にもその一部(第2類・第3類医薬品)の販売が認められるようになりました。
薬剤師と比べると制限はありますが、ドラッグストアなどでの勤務には有効な資格といえます。

登録販売者は特にリスクの高いとされる第1類医薬品以外の第2類医薬品と第3類医薬品の販売に従事することができます。
現在、一般の医薬品の90%以上が第2類医薬品、第3類医薬品であるため、登録販売者はほとんどの一般医薬品を取り扱うことができます。

難易度は?

登録販売者試験はマークシート方式で行われ、合計で70%以上の正答率で合格。
ただし、1科目でも一定の得点以下の科目があると、全体で70%を超えていたとしても不合格となります。

登録販売者試験の合格率は50%〜80%程度。
第1回の全国平均は約70%でした。

【登録販売者試験の合格率】
-大阪府の登録販売者試験合格率-
  受験者 合格者 合格率
平成23年度 2019人 878人 43.5%
平成22年度 3148人 837人 26.6%
平成21年度 3377人 1089人 32.1%

-東京都の登録販売者試験合格率-
  受験者 合格者 合格率
平成23年度 4211人 2273人 54.0%
平成22年度 5477人 2595人 47.4%
平成21年度 4971人 3811人 76.7%

試験は、厚生労働省発表のガイドラインを基に試験問題が作成されてはいますが、地域ごとに試験を開催しているため、最低は愛媛県の36.9%、最高は神奈川県84.5%と各地域で合格率に差がある現状。
合格率からも推測できるように登録販売者試験の難易度はそれほど高くはありません。
資格スクールを活用する人も多い。

-試験科目-
◇医薬品に共通する特性と基本的な知識 20問 40分
◇人体の働きと医薬品 20問 40分
◇主な医薬品とその作用 40問 80分
◇薬事に関する法規と制度 20問 40分
◇医薬品の適正使用と安全対策 20問 40分

仕事内容は?

登録販売者は特にリスクの高い第1類医薬品以外の第2類医薬品と第3類医薬品の販売に従事することができます。
現在、一般の医薬品の90%以上が第2類医薬品、第3類医薬品であるため、登録販売者はほとんどの一般医薬品を取り扱うことができます。

登録販売者の勤務先はドラッグストアや薬局がほとんど。
登録販売者の仕事内容。
◇お客さんからの薬の相談を受け、症状にあった薬を勧めたり、副作用や使用上の注意など。
◇薬の商品管理。

収入は? 登録販売者の資格手当に3000円〜5000円程度支給されるところも。
就職について

第1回試験が2008年度8月から試験が実施され、合計で約4万人の登録販売者が誕生しました。
現在は登録販売者の求人状況は良好ですが、合格率の高さや取得者の多さから予測すると、将来的には差をつける資格というよりも、ドラッグストアなどで働くための必須・標準資格になるかもしれません。
実際、ドラッグストア・薬局関係に勤務している方が大量に受験しています。

登録販売者の就職先にはドラッグストアや薬店・薬局、コンビニ、薬品事業に進出したディスカウントストアなどがあります。

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-更新12-05-01 -チェック14-05-01