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ITパスポート試験

国家資格 50%程度
容易 3ヶ月程度〜
制限なし

ITパスポート試験は、職業人が共通に備えておくべき情報技術に関する基礎的な知識を測る資格試験です。
以前は年間2回、全国統一日程で試験が行われていましたが、平成23年度からはCBT方式(コンピュータを利用して実施する試験方式 )に試験制度が変更され、希望の試験会場で随時に試験を受験できるようになりました。

現在、あらゆる業種・業界でITの知識が求められるようになっていますが、この資格を取得する事によって、IT系の基礎能力を証明することができます。
入門レベルのITパスポート試験から、基本情報技術者→応用情報技術者へと上位資格を取得していく人も多い。

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資格区分 国家資格
受験資格 制限なし
試験日 全国の試験会場で随時開催。
試験結果:試験終了後、即時。
申込期間:こちらより申込。
試験会場 全国各地
試験科目

◇ストラテジ系(経営全般)
◇マネジメント系(IT管理)
◇テクノロジ系(IT技術)

受験料 5100円
問い合わせ先 情報処理推進機構
ITパスポート試験
ITパスポート試験
合格体験記
不合格体験記
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リンク
ITパスポート試験詳細
資格情報

ITパスポート試験資格取得ルート


試験受験

合格

ITパスポート資格取得

ITパスポート試験の位置づけ

初級シスアドが平成21年度春期をもって廃止になりましたが、同じレベルの試験がこのITパスポート試験。
情報処理推進機構の試験では一番容易な入門の試験とされています。
詳細な体系図

レベル1 職業人に共通に
求められる知識
◇ITパースポート試験(IP)
レベル2 基本的知識・技能 ◇基本情報技術者試験(FE)
レベル3 応用的知識・技能 ◇応用情報技術者試験(AP)
レベル4 高度な知識・技能 ◇ITストラテジスト試験(ST)
◇システムアーキテクト試験(SA)
◇プロジェクトマネージャ試験(PM)
◇ネットワークスペシャリスト試験(NW)
◇データベーススペシャリスト試験(DB)
◇エンベデッドシステムスペシャリスト試験(ES)
◇情報セキュリティスペシャリスト試験(SC)
◇ITサービスマネージャ試験(SM)
◇システム監査技術者試験(AU)
難易度は?

難易度について

試験時間:165分
回答方式:マークシート4択

出題数:100問(小問88問、中問3問×4設問)
ストラテジ系(経営全般):35問、 マネジメント系(IT管理):25問、 テクノロジ系(IT技術):40問
合格基準:総得点の満点の60%以上かつ、各分野別得点の満点の30%以上の正解率。

ITパスポート試験の合格率は高く、難易度はそれほど高くはない。
独学での取得も十分に可能なレベルの試験。

合格率

ITパスポート試験の合格率


  受験者 合格者 合格率
2012年度 62848人 25796人 41.0%
平成22年度秋期 60056人 31161人 51.9%
平成22年度春期 52299人 22098人 42.3%
平成21年度秋期 61313人 31080人 50.7%
平成21年度春期 39131人 28540人 72.9%
収入は?

収入について

この資格で収入への大きな影響は考えにくい。
大和証券グループではITパスポート試験合格者に対し、昇級・昇格への資格要件となるポイントが付与され、受験料と講習受講料を会社で負担。

将来性は?

将来性について

情報処理系国家資格の入門編。
国家資格ということもあり将来性は高い。

就職について

就職について

以前の試験制度で実施されていた初級シスアドの後継資格ですが、制度が変更され名称も変更になったため、知名度が高まるまではどんな資格なのかを相手側に伝える必要があるかもしれません。

ITパスポート試験のみで就職できるような資格ではありません。
もちろん、国家資格ということもあり、アピールポイントになるとは思われますが、膨大な取得者の数を考えるとインパクトは弱い。

最近はどんな営業にも多少のPC、IT関連の知識が必要になっている為、営業希望の人が取得していると評価が向上。
ITに関する基本的な知識を証明できるので、就職活動前の学生などは取得しておくとアピールポイントになるでしょう。
実際、受験者には学生も多い。

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-更新13-12-01 -チェック15-12-01