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ITサービスマネージャ試験

資格区分 国家資格
受験資格 制限なし
試験日 秋期:10月第3日曜日 
申込期間:7月中旬〜8月中旬 
合格発表:約2ヶ月後
試験会場 全国各地
試験科目

--午前試験--
1.コンピュータ構成要素
2.システム構成要素
3.データベース
4.ネットワーク
5.セキュリティ
6.プロジェクトマネジメント
7.サービスマネジメント
8.システム監査
9.法務 など

-午後試験-
1.サービスサポートおよびサービスデリバリに関すること
2.システムの運用管理に関すること
3.ITサービスの継続的改善とITサービスマネジメントの報告に関すること
4.情報セキュリティの運用・管理に関すること
5.カスタマサービスに関すること

受験料 5100円
問い合わせ先 情報処理推進機構
ITサービスマネージャ試験
合格体験記
不合格体験記
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ITサービスマネージャ試験詳細
資格情報

ITサービスマネージャ試験は旧試験制度のテクニカルエンジニア(システム管理)試験の後継資格。
システムエンジニアの中でも業務システムの運用管理責任者が主な対象となっています。

ITサービスマネージャ試験では、旧試験制度のテクニカルエンジニア(システム管理)試験の出題範囲をJIS Q 20000、ITIL に沿って再編され、マネジメント面をより重視した出題内容となっています。
試験問題のレベルは、旧テクニカルエンジニア(システム管理)試験とほぼ同じ。

情報処理技術者試験で定められるITサービスマネージャ試験のスキルレベルは4。
ちなみに、基本情報技術者試験はスキルレベル2、応用情報技術者試験はレベル3、プロジェクトマネージャーや情報セキュリティスペシャリスト試験はスキルレベル4となっている。
詳細な体系図はこちら

【対象者像】
安全かつ信頼度の高い情報システムの安定稼働を実現するために、継続的な改善、品質管理などのサービスを供給する技術者。
また、トラブルの発生時には被害を最小限に止めるために、専門知識を活用して対応する。

難易度は?

【ITサービスマネージャ試験の合格率】
平成22年秋期 受験者:4193人 合格者:566人 合格率:13.5%
平成21年秋期 受験者:3673人 合格者:460人 合格率:12.5%

合格率は10%程度と難易度は高い。
合格者の平均年齢は約37歳で、それだけ難易度が高く経験が必要という事でしょう。
独学で合格する人、スクールを活用する人、どちらも存在しています。
どちらが良いかは、基礎能力、環境次第といえるでしょう。

この資格を取得しようと考える方は既にIT系初級資格(初級シスアド、基本情報技術者など)、または能力、知識を取得している場合が多い。
学習期間は基礎能力の違いなどで異なりますが、1年以上は考えておいた方が良いでしょう。
実務経験2〜3年程度必要なレベルと言われています。

  午前T 午前U 午後T 午後U
試験時間 50分 40分 90分 120分
出題形式 多岐選択式
(四肢択一)
多岐選択式
(四肢択一)
記述式 論述式
出題数
解答数
出題数:30問
解答数:30問
出題数:25問
解答数:25問
出題数:4問
解答数:2問
出題数:3問
解答数:1問
合格基準 100点満点の60% 100点満点の60% 100点満点の60% ランクA

将来性は?

国家資格ということもあり、これからも重要なIT系資格であり続けるでしょう。

就職について ITサービスマネージャを取得している時点でそれ相応の実務経験があることでしょう。
専門家の人手不足気味なIT業界において重宝される事は間違いないはず。
IT業界では資格より実務経験がより重視される為、ペーパーでは厳しい。
収入は? 会社によって様々ですが、なかなかの難関資格ということもあり資格手当てが出るところが多い。
この資格を取得できるだけの能力がある時点で、ある程度の評価・収入が期待できるでしょう。
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-更新12-12-01 -チェック14-07-01