資格区分 |
国家資格 |
受験資格 |
制限なし |
試験日 |
-平成24年度-
筆記試験:8月19日
筆記試験結果発表:10月24日
口述試験:11月5日
合格発表:11月27日
申込期間:5月28日〜6月8日 |
試験会場 |
全国各地 |
試験科目 |
『試験の内容』
@民法に関する知識。
A登記の申請手続(登記申請書の作成に関するものも含む)及び審査請求の手続きに関する知識。
B土地及び家屋の調査及び測量に関する知識及び技能であって、次に掲げる事項
ア 平面測量(トランシット及び平板を用いる図根測量を含む)
イ 作図(縮図及び伸図並びにこれに伴う地図の表現の変更に関する作業を含む)
Cその他土地家屋調査士法第3条第1項第1号から第6号までに規定する業務を行うのに必要な知識及び能力。
『試験範囲』
午前の部:B
午後の部:@・A・C
口述試験:@・A・C
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受験料 |
7200円 |
問い合わせ先 |
法務省 |
土地家屋調査士
合格体験記
不合格体験記 |
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土地家屋調査士詳細 |
資格情報 |
土地家屋調査士とは不動産の所有者から依頼を受け、土地や建物、家屋を調査、測量して図面作成、不動産の表示に関する登記の申請手続などを行う、測量及び表示に関する登記の専門家。
不動産登記には大きく分けて【表示に関する登記】と【権利に関する登記】の2つがありますが、土地家屋調査士は【表示に関する登記】を担当します。
※表示に関する登記とは、土地であれば形状や面積、建物であれば戸数や構造、床面積などの状況を示すもの。
合格者には女性が少なく、男性が9割以上を占めています。
土地家屋調査士試験
合格
土地家屋調査士 |
難易度は? |
土地家屋調査士試験には筆記試験と口述試験があります。
それぞれの試験に合格すると土地家屋調査士資格が取得できます。
筆記試験には午前の部、午後の部があり、ともに多岐択一式と記述式により実施されます。
測量士、測量士補、1級・2級建築士の資格取得者は、午前の部の試験が免除になります。
【午前の部】
試験時間:120分
多岐選択式問題:10問、60点満点
記述式問題:1問 40点満点
◇土地及び家屋の調査及び測量に関する知識及び技能であって、次に掲げる事項
ア 平面測量(トランシット及び平板を用いる図根測量を含む)
イ 作図(縮図及び伸図並びにこれに伴う地図の表現の変更に関する作業を含む)
【午後の部】
試験時間:150分
多岐選択式問題:20問、50点満点
記述式問題:2問、50点満点
◇民法に関する知識。
◇登記の申請手続(登記申請書の作成に関するものも含む)及び審査請求の手続きに関する知識。
◇その他土地家屋調査士法第3条第1項第1号から第6号までに規定する業務を行うのに必要な知識及び能力。
【口述試験】
◇民法に関する知識。
◇登記の申請手続(登記申請書の作成に関するものも含む)及び審査請求の手続きに関する知識。
◇その他土地家屋調査士法第3条第1項第1号から第6号までに規定する業務を行うのに必要な知識及び能力。
土地家屋調査士試験の難易度
合格までの平均学習期間は1年〜3年程度で、合格者の年齢層は30代が多い。
合格者の実に9割以上が男性で、女性は1割もいません。
独学はなかなか厳しく、スクールの活用を考えたい。
試験の免除があるため、測量士・測量士補資格取得者の受験が多く、試験免除を目的に取得しやすい測量士補を取得してから、チャレンジする人も。
土地家屋調査士試験の合格率は例年10%未満と難易度の高い試験です。
【土地家屋調査士試験の合格率】
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受験者 |
合格者 |
合格率 |
平成24年度 |
4986人 |
418人 |
8.3% |
平均年齢:38.10歳
男女比 男:94.7% 女:5.3% |
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受験者 |
合格者 |
合格率 |
平成23年度 |
5056人 |
390人 |
7.7% |
平均年齢:39.26歳
男女比 男:95.4% 女:4.6% |
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受験者 |
合格者 |
合格率 |
平成22年度 |
5643人 |
471人 |
8.3% |
平均年齢:36.32歳
男女比 男:94.5% 女:5.5% |
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受験者 |
合格者 |
合格率 |
平成21年度 |
6026人 |
486人 |
8.0% |
平均年齢:36.25歳 |
土地家屋調査士はダブルライセンスが多い
◇行政書士+土地家屋調査士
◇司法書士+土地家屋調査士
ダブルライセンスを取得していると業務の関係上とても都合が良く、実際、多くの人がダブルライセンスを生かして仕事をしています。
土地家屋調査士専業で仕事をしている人は全体の3割程度とかなり少ない。
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仕事内容は? |
不動産登記には「表示に関する登記」と「権利に関する登記」の2つがありますが、土地家屋調査士は「表示に関する登記」を行います。
土地の所在や面積、建物の位置や床面積などの調査、測量を行い、そして、それらの情報をもとに製図を作成し、申請書を作成、申請を行います。
データを取得するために、直接、現地で測量を行うため、それなりに体力も必要な職業です。 |
収入は? |
独占的な権限があり基本的に独立はしやすいが、収入的にはそれほど。
土地家屋調査士として独立した場合の収入は営業力次第。
年収は一般的なサラリーマンと同じく年収300万円〜700万円が平均的。
もちろん年収数千万円の強者もいれば、ワーキングプアレベルの厳しい状況の人も。
高収入を得るためには他業種同様に人脈が重要になります。
2002年に報酬規定が改正され価格競争が発生し、土地家屋調査士の収入は減少傾向に。
そのため、独立し大きく成功することはなかなか厳しくなっているようです。 |
就職について |
基本的に土地家屋調査士は独立する人が多く、小規模事務所で細々と経営しているケースが多い。
独立前提の資格といえます。
土地家屋調査士事務所など建築・不動産関連企業に転職、就職の際は取得しておけば武器になることは間違いないでしょう。
土地家屋調査士の需要は建物や人口の多い東京・大阪などの大都市圏に多い。 |
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