資格区分 |
国家公務員 |
受験資格 |
1.年4月1日の時点での年齢が20歳以上30歳未満の者。学歴は問わない。
2.4月1日の時点での年齢が21歳未満の者で、次に掲げる者。
- 1. 大学を卒業した者及び翌年3月までに大学を卒業する見込みの者。並びに人事院がこれらの者と同等の資格があると認める者。
- 2.短期大学又は高等専門学校を卒業した者。受験年の翌年3月までに短期大学又は高等専門学校を卒業する見込みの者。 並びに人事院がこれらの者と同等の資格があると認める者。
*日本国籍でない者、外国国籍の者は受験不可。 |
試験日 |
【平成25年度】
第1次試験 6月15日・16日
第2次試験 7月29日〜8月4日
最終合格発表 8月30日
申込期間 4月1日〜4月12日
|
試験会場 |
第1次試験:東京・京都
第2次試験:東京 |
試験科目 |
【第1次試験】
-------------------------------------------------------------------------
-第1日-
・専門試験(憲法・国際法・経済学)
-第2日-
・基礎能力試験
・時事論文試験
・外国語試験(外国語和訳、和文外国語訳)
受験外国語には、英語・フランス語・ドイツ語・ロシア語・スペイン語・ポルトガル語・イタリア語・オランダ語・アラビア語・ペルシャ語・ウルドゥ語・ヒンディー語・ミャンマー語・タイ語・ベトナム語・インドネシア語・中国語・朝鮮語があります。(志望研修語との関連性はありません)
-------------------------------------------------------------------------
【第2次試験】
-------------------------------------------------------------------------
・外国語試験(外国語会話)
・人物試験(個別面接・グループ討議)
・身体検査(胸部エックス線撮影などを含む一般的な身体検査 )
------------------------------------------------------------------------- |
受験料 |
0円 |
問い合わせ先 |
外務省 |
外務省専門職員
合格体験記
不合格体験記 |
|
スポンサード リンク |
|
外務省専門職員詳細 |
資格情報 |
外務省専門職員は日本国が諸外国、また、その要人と接触する際に最前線で通訳や交渉などを行う特定の国や言語、文化などに関するスペシャリストです。
外務省の本省や各国在外公館に勤務し、広報活動や在留邦人、旅行者の保護なども行います。
外務省という言葉からも想像できるように、採用後はかなりの期間を外国で生活することになります。
外務省専門職員はいわゆる「外交官」ではありますが、日本の外交を左右するほどの中心的な立場ではありません。
外交の最前線で活躍するのは、難関の国家公務員採用総合職試験に合格し、外務省に幹部候補として採用された人たちで、外務省専門職員は、その幹部達を様々な面から補佐する役割を担います。
簡単に言えば外交官の中堅職員。 |
難易度は? |
難易度は目安としては国家公務員一般職(大卒)程度。
外務省の幹部として活躍を目指すなら、国家公務員採用総合職試験を受験し、外務省に採用される必要があります。
※外務省専門職員採用からでも幹部への道はありますが、本道は総合職採用。
他の公務員試験同様に、公務員資格スクールを活用したい。
外務省専門職員試験の受験生は大学生・大卒者が多く、試験にはかなりの語学力が必要になってくるのでしっかりと対策しておきたい。
合格者の語学力は高く、TOEIC高得点者・英検上級取得者がずらりと居並びます。
【外務省専門職員採用試験の合格率・倍率】
|
受験者 |
合格者 |
合格率 |
倍率 |
平成24年度 |
358人 |
24人 |
6.7% |
14.9倍 |
平成23年度 |
398人 |
40人 |
10.0% |
9.9倍 |
平成22年度 |
465人 |
34人 |
7.3% |
13.6倍 |
平成21年度 |
442人 |
39人 |
8.8% |
11.3倍 |
|
仕事内容は? |
外務省専門職員として採用後は、入省後1ヵ月間、外務省研修所(神奈川県相模原市)で国内研修を受けます。
引続き外務省本省に勤務したのち、再び研修所における研修を経て、原則として研修語を履修するのに適した国にある在外公館に外交官補として配属になります。
その場合、館務に従事することなくその国の大学等で研修語について約2年間(アラビア語は約3年間)の在外研修を受け、研修終了後は、そのまま館務に就くか、研修語を国語(又は通用語)とする別の国にある在外公館に転勤になるか、又は本省に戻って勤務することになります。
以後、おおむね5〜6年ごとに本省勤務と在外公館勤務を繰りかえし、専門とする語学だけでなく、当該語学と関連する国・地域の社会、文化、歴史等にも通じた専門家、あるいは経済、経済協力、条約等の分野の専門家として活躍することが期待されています。
この間、能力や勤務成績に応じて昇進し、優秀な人には幹部への道も開かれています。
勤務地は在外公館や外務省が主なります。
|
収入は? |
給与は平成24年:206796円。
この他に通勤手当、扶養手当、住居手当など各種手当てが支給されます。
基本的には他の公務員と同程度ですが、外国勤務時には各種手当がつくこともあり、収入状況は良好。
ただ、外国勤務時に収入が増えるとはいえ、仕事の延長でその国の要人をもてなすパーティーなどを開催しなければならなかったり、治安の悪い国での勤務の場合は、セキュリティ対策に多くのお金を費やしたりと、日本では考えにくいことにお金がかかるそうです。 |
就職について |
最終合格者は外務省専門職員採用候補者名簿に記載され、試験実施の翌年4月に外務事務官として外務省に採用されます。
外務省専門職員は日本と諸外国を行き来し、長期間外国で暮らすためか中途退職者が多い傾向にあります。 |
スポンサード リンク |
|
|