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国家公務員一般職(大卒程度)
資格区分 |
公務員 |
受験資格 |
【平成24年度】
1.昭和57年4月2日〜平成3年4月1日生まれの者
2.平成3年4月2日以降生まれの者で次に掲げるもの
(1)大学を卒業した者及び平成25年3月までに大学を卒業する見込みの者並びに人事院がこれらの者と同等の資格があると認める者
(2)短期大学又は高等専門学校を卒業した者及び平成25年3月までに短期大学又は高等専門学校を卒業する見込みの者並びに人事院がこれらの者と同等の資格があると認める者 |
試験日 |
【平成24年度】
第1次試験日:6月17日
第1次試験合格発表日:7月11日
第2次試験日:7月18日〜8月6日
最終合格発表日:8月22日
受付期間:4月10日〜4月19日 |
試験会場 |
全国各地
※第1次試験では冷房が入る会場と入らない会場がある。 |
試験科目 |
【第1次試験】
試験種目 |
解答題数
解答時間 |
内容 |
基礎能力試験
(多肢選択式) |
40題
2時間20分 |
公務員として必要な基礎的な能力(知能及び知識)についての筆記試験
知能分野27題
文章理解J、判断推理G、数的推理D、 資料解釈B
知識分野13題
自然・人文・社会L(時事を含む。) |
専門試験
(多肢選択式) |
【建築区分】
33題
2時間 |
各試験の区分に応じて必要な専門的知識などについての筆記試験 |
【建築以外の区部】
40題
3時間 |
一般論文
・記述 |
一般論文試験
【行政区分】 |
1題
1時間 |
文章による表現力、課題に関する理解力などについての短い論文による筆記試験 |
専門試験
(多肢選択式)
【行政以外の区分】 |
【建築区分】
1題
2時間 |
各試験の区分に応じて必要な専門的知識などについての筆記試験 |
【建築以外の区分】
1題
1時間 |
【第2次試験】
試験種目 |
解答題数
解答時間 |
内容 |
人物試験 |
- |
人柄、対人的能力などについての個別面接 |
|
受験料 |
無料 |
問い合わせ先 |
◇人事院
◇国家公務員試験 採用情報NAVI |
国家公務員一般職(大卒程度)詳細 |
資格情報 |
国家公務員採用一般職(大卒程度)試験は平成24年度より公務員採用試験の制度変更によって新設された試験です。
制度変更以前に実施されていた国家公務員採用U種試験に相当する試験として実施されている試験です。
国家公務員採用一般職試験には大卒程度試験と高卒程度試験の2つの区分があります。
採用は9つの地域ごとに行われ、異動も基本的には採用されたブロック内で行われます。
たとえば、採用が近畿地域であったなら、近畿内での転勤になることが多く、近畿→関東などの転勤はあまりありません。
※どの地域で採用されても東京の本省庁の勤務になることがあります。
異動が数年ごとにあり、複数の分野で幅広くゼネラリストとして仕事をする国家公務員総合職採用者とは異なり、国家公務員一般職(大卒程度)採用者は長期間、特定分野のスペシャリスト(専門家)として仕事をすることが多い。
※国家公務員一般職(大卒程度)試験は24年度から開始されました。そのため掲載しているデータなどは主に旧国家U種試験のデータを活用しています。 |
難易度は? |
難易度は高く、大学卒業レベル。
大学受験に例えるなら、ある程度の国立大学に入るくらいのレベルで年単位の対策をしておきたい。
試験範囲が広いため、しっかりとした受験計画が重要。
大学2年、3年くらいから勉強を始める人が多い。
大学受験と同じような問題も出題されるので受験生時代の貯金を忘れる前に動いておきたい。
高卒や専門学校卒でも受験・合格は可能ですが、合格者のほとんどが大学以上の学歴(中退を含む)で短大、高卒や専門学校の合格者はかなり少ない(1%程度)。
以下の数字からもわかるように、合格には大学に進学できる程度の学力は必要になります。
【平成23年度合格者の学歴】
大学院:825人(18.7%)
大学卒:1163人(26.3%)
大学卒業見込み・在学中・中退者:2352人(53.2%)
その他:81人(1.8%) 【国家公務員一般職(大卒程度)の合格率・倍率】*()は女性。平成23年までは国家U種。
|
申込者 |
合格者 |
合格率 |
倍率 |
平成23年度 |
46450(14265) |
4421(1146) |
9.5% |
10.5倍 |
平成22年度 |
48040(14799) |
4076(1159) |
8.4% |
11.7倍
|
平成21年度 |
39940(12685) |
5199(1539) |
13.0% |
7.6倍 |
平成20年度 |
35546(11195) |
5299(1417) |
14.9% |
6.7倍 |
平成19年度 |
38659(11974) |
4898(1304) |
12.6% |
7.9倍 |
|
仕事内容は? |
地方の幹部候補レベル。
採用地域が近畿であったなら、近畿内での転勤になることが多く、近畿→関東などの転勤は比較的少ない。 |
就職について |
採用までの流れはこちら。
国家公務員総合職と併願している人も多い。
国家公務員総合職の場合は第2次試験合格=採用とはなりませんが、国家公務員一般職(大卒程度)の場合は第2次試験を突破し、しっかり官庁訪問を行えば、どこかの官庁には入れる可能性は高い。
採用数に関しては関東甲信越地方が圧倒的に多い。 |
収入は? |
給与や昇進などは国家公務員総合職採用者と比べると見劣りします。
ですが、一般的な企業よりは収入面で優遇されています。
※公務員の給与は比較的規模の大きい企業のデータを元に決定されるため、世間の一般的な給与水準よりは高くなるようになっています。
採用当初の給与額(平成23年1月1日の時点で東京都特別区内に勤務する場合)
・行政職員:213816円
・研究職員:229864円
・警察官など:239658円
これらの他に、各種手当て、ボーナス3.95月分が支給されます。 |
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