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入国警備官

資格区分 公務員
受験資格 昭和63年4月2日〜平成6年4月1日生まれの者
試験日 -平成23年度-
第1次試験:9月25日
第1次試験合格発表:10月12日
第2次試験:10月18日・19日
最終合格発表:11月15日
申込期間:7月19日〜8月2日(郵送・持参)、7月19日〜7月26日(インターネット)
試験会場

【第1次試験】
札幌市、仙台市、東京都、名古屋市、大阪市、広島市、高松市、福岡市、那覇市

【第2次試験】
札幌市、仙台市、東京都、名古屋市、大阪市、広島市、高松市、福岡市、那覇市

試験科目

【第1次試験】
◇教養試験(一般的な知識及び知能についての筆記試験)
◇作文試験(文章による表現力、課題に関する理解力などについての筆記試験)

【第2次試験】
◇人物試験(人柄などについての個別面接)
◇身体検査
◇身体測定
◇体力検査

受験料 0円
問い合わせ先 法務省
人事院
入国警備官
合格体験記
不合格体験記
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入国警備官詳細
資格情報

入国警備官は入国管理局などで日本に不法入国、不法残留している外国人を調査・摘発し本国に送還したり、入国者収容所入国管理センターで収容者に対する処遇の決定や施設の警備などを行う職業です。
法律の知識も重要な職業ですが、常に外国人と接するため語学力が要求される職業です。

採用後は地方入国管理所で少しの期間の勤務があり、その後は入国警備官として必要な法律知識や実務を修得すべく数ヶ月の間の「初任科研修」を受けます。
その内容は憲法や民法、出入国管理及び難民認定法、外国人登録法などの法律や外国語などの学習をしたり、拳銃の撃ち方や逮捕術などの訓練も受けます。

警察官、消防士等との併願をする人も多い試験。

難易度は?

入国警備官採用試験は高卒程度、国家三種程度ですが、高倍率で難易度は高い。
例年2000人程度が受験し合格者は100人〜200人。

【入国警備官採用試験の合格率・倍率】*()は女性。
  申込者 合格者 合格率 倍率
平成23年度 1597(457)人 52(15)人 3.2% 30.7
平成22年度 2145(684)人 79(31)人 3.6% 27.1
平成21年度 2513(681)人 72(24)人 2.8% 34.9
平成20年度 1596(458)人 294(94)人 18.4% 5.4
仕事内容は?

入国警備官は全国の地方入国管理局・同支局・同出張所、各入国者収容所入国管理センターにおいて次のような業務に従事しています。
・不法入国者や不法残留者などの違反事件の調査
・収容令書又は退去強制令書を発付された外国人の摘発・違反調査、収容、護送、送還
・入国者収容所入国管理センターなどにおける被収容者の処遇、施設の警備

入国警備官は、茨城県の牛久市、大阪府の茨木市、長崎県の大村市にある入国者収容所入国管理センターや札幌・仙台・東京・名古屋・大阪・広島・高松・福岡にある地方入国管理局、6カ所の支局(成田空港、横浜、中部空港、関西空港、神戸、那覇)と全国の空港や港にある出張所に勤務しています。

全国に官署がある為、日本中で転勤や異動があります。

勤務時間は、1週間につき40時間、週休2日制、9時〜5時となっています。
入国者収容所入国管理センターなどの警備勤務の場合には、交替制となり、深夜勤務や休日勤務もあります。勤務は隔日勤務となり、勤務日の翌日は非番になります。

入国警備官はその勤務内容の厳しさから中途退職者の割合が高い・・。
それほど大変な仕事なのでしょう。
仕事内容からも推測できますが、入国警備官のほとんどが男性で8割を占め、女性の割合は低い。

収入は?

入国警備官は公安職であるため、給与は一般の公務員よりも多く支給されます。
高校卒業後,東京都特別区内に勤務する場合には,地域手当を含め190570円(平成23年)が支給されます。

【公安職】
一般職公務員のうち、警察官・皇宮警察官・入国警備官および検察庁・公安調査庁・海上保安庁・刑務所・少年院に勤務する職員のこと。
これらの職業には危険が伴うこともあり、勤務時間なども不規則である場合が多いため、それらの理由から給与は若干高めに設定されています。

就職について

合格すれば「即採用」というわけではなく、採用候補者名簿に得点順に記載され、その中から入国管理局や入国者収容所入国管理センターなどに採用されます。
得点が低く、下位の順位だった場合は採用漏れの可能性も。

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-更新11-12-01 -チェック14-06-01