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資格ガイド公務員ら行の資格>労働基準監督官

労働基準監督官

資格区分 国家公務員
受験資格 1.受験年の4月1日の時点で21歳以上30歳未満の者
2.21歳未満で次に掲げる者
  • @大学を卒業した者。または受験年の翌年3月に卒業見込みの者。
  • A又は人事院が@と同等の資格があると認める者。
試験日 【平成25年度】
第1次試験 6月9日
第1次試験合格発表日 7月2日
第2次試験 7月17日・18日
最終合格発表日 8月21日
申込期間:4月1日〜4月11日(インターネット)、4月1日〜4月2日(郵送・持参)
試験会場 【第1次試験】
札幌市・仙台市・秋田市・東京都・新潟市・名古屋市・金沢市・大阪市・松江市・広島市・高松市・松山市・福岡市・熊本市・鹿児島市・那覇市

【第2次試験】
札幌市・仙台市・東京都・名古屋市・大阪市・広島市・高松市・福岡市・熊本市・那覇市
試験科目 【第1次試験】
◇基礎能力試験(多枝選択式)
◇専門試験(多枝選択式)
◇専門試験(記述式)

【第2次試験】
◇人物試験
◇身体検査
受験料 0円
問い合わせ先 人事院
労働基準監督官
合格体験記
不合格体験記
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労働基準監督官詳細
資格情報

労働基準監督官は労働局や労働基準監督署に勤務し、労働者が健康で安心して働ける職場環境の実現を目的に法定労働条件の確保と向上につとめます。
労働基準監督官は厚生労働省の専門職員。
全国で5000万人以上存在している労働者の安全と権利を守るために日々、奮闘しています。

労働基準監督官採用試験は労働基準監督官A(法文系)と労働基準監督官B(理工系)と2つの区分で募集されています。
採用後は埼玉県にある労働大学校で3ヶ月の研修があります。

難易度は?

試験のレベルは大学卒業レベルで、競争倍率は労働基準監督官Aは倍率20倍程度、労働基準監督官Bは倍率10倍程度と結構な難易度。
受験資格の要件に大学卒業は入っていませんが、合格者のほとんどが大学卒。

【労働基準監督官採用試験の合格率・倍率】*()は女性
  区分 申込者 最終合格者 合格率 倍率
平成24年度 労働基準監督官A
(法文系)
4028
(1307)
70
(17)
1.7% 57.5
労働基準監督官B
(理工系)
957
(154)
29
(5)
3.0% 33.0
平成23年度 労働基準監督官A 3439
(1110)
150
(42)
4.3% 22.9
労働基準監督官B 736
(123)
63
(8)
8.5% 11.6
平成22年度 労働基準監督官A 3429
(1127)
128
(41)
3.7% 26.7
労働基準監督官B 738
(95)
49
(6)
6.6% 15.0
平成21年度 労働基準監督官A 2839
(916)
151
(48)
5.3% 18.8
労働基準監督官B 651
(108)
65
(11)
9.9% 9.9
平成20年度 労働基準監督官A 2479
(826)
121
(34)
4.8% 20.4
労働基準監督官B 623
(103)
71
(16)
11.3% 8.7
仕事内容は?

労働基準監督官は労働者の生命と健康を守り、労働条件の確保・改善を図ることを任務としています。

例を挙げると「給料日に社長がお金が無いっていうんです。どうしたら?」といった相談が従業員から労働基準監督所にに寄せられた場合、その事実に対応すべくその会社に赴き社長から話を聞き、何か問題がある場合には指導を行います。
労働者が安全に安心に働けるように労働環境を整えるのが、労働基準監督官の仕事です。

労働基準監督官の勤務場所は労働局や労働基準監督署で全国各地に存在しています。
採用後は朝霞市(埼玉県)にある労働大学校での約3ヶ月の中央研修と、配属された労働基準監督署での実地研修の計一年半の研修があり、その後全国に配置されます。
2年〜4年毎に全国規模の異動が行われます。

採用者に占める女性の割合はあまり高くはありませんが、待遇面での性差はなく、実力次第で女性にも活躍のチャンスは十分にあるようです。
勤務時間は1日7時間45分で原則として土・日曜日及び祝日等の休日は休み。

収入は?

初任給は東京都特別区内に勤務する場合で205202円。
その他にもボーナス、扶養手当、住居手当などの各種手当てが支給されます。
国家公務員の平均年収は約660万円。

就職について 最終合格者は採用候補者名簿に得点順に記載され、そこから全国の労働局、労働基準監督署に採用される。尚、名簿の有効期間は3年。
初赴任地については原則的に出身都道府県に配属されることは無く、3年間は他の地方の労働基準監督所で働くことになります。
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-更新13-02-01 -チェック14-02-01