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消防官

資格区分 地方公務員
受験資格 東京消防庁の場合
I 類:21歳以上29歳未満の者
II 類:17歳以上27歳未満の者
III 類:17歳以上21歳未満の者
※募集の程度の区分にもよるがおおむね25未満まで・29歳未満までのところが多い。
試験日 各都道府県により異なる
※おおむね6月〜10月くらいに実施が多い。
試験会場 各都道府県による
試験科目 各都道府県による
受験料 0円
問い合わせ先 東京消防庁
消防官
合格体験記
不合格体験記
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消防官詳細
資格情報

消防車や救急車に乗り、緊急事態に現場に駆けつけ市民の安全を守る職業、それが消防官(消防士)です。
各市町村などが実施する採用試験に合格すれば消防官になることができます。
消防官採用試験は「消防士」「消防吏員(しょうぼうりいん)」「消防職」など様々な名称で試験が行われています。

難易度は?

採用試験は主に各市町村ごとに開催されています。
試験の程度区分(高卒程度・大卒程度など)は市町村によって異なります。
独学での合格者もいますが、消防官試験の合格者の多くは公務員予備校を活用しているようです。
警察官試験の試験範囲と重なっている部分も多いため、警察官、消防官を併願する人も多い。

公安職である消防官試験のレベルは他の公務員試験よりも少し容易になっています。
他の公務員試験と比べて合格しやすい側面はありますが、倍率は高く簡単ではありません。 あくまで、他の公務員試験と比べての話になります。

【消防官採用試験の倍率(東京消防庁)】
-平成24年度-
区分 1次受験者 最終合格者 倍率
専門系 132 9 14.7
T類 1回目 7015 396 17.7
2回目 4032 200 20.2
U類 3053 136 22.4
V類 6362 366 17.4
仕事内容は?

消防官の仕事には、大きく分けて消防・消火活動と救急救命活動があります。

【消防・消火活動】
街中で頻繁に目にする消防車での消火活動がメイン。
それ以外にも、防火訓練の指導、避難訓練の指導などの火災を予防するための活動も行います。
その他には火災が発生した原因の調査なども行います。
火災は、頻繁に起こるものではないため、それほど忙しいものではないようです。

【救急救命活動】
具合の悪くなった人や、けがをした人を応急手当しながら救急車で病院まで運びます。
救急救命活動は出動頻度が高く、消火活動に比べて忙しい場合が多い。

勤務時間は朝8時位から翌朝8時位までの24時間制の交代勤務が一般的。
消防官である以上、生活リズムが不規則になることは避けられません。
1週間の勤務時間は週休2日、約40時間で他の公務員と同様になっています。

収入は?

収入的には恵まれた状況といえるでしょう。
消防士の40歳程度での平均年収は約700万円程度。

--東京消防庁の初任給(平成21年度)--
専門系採用:約252000円 ボーナス約980000円
T類採用:約243000円 ボーナス約940000円
U類採用:約223000円 ボーナス約870000円
V類採用:約205000円 ボーナス約800000円

基本給は他の公務員と比べても大差はありませんが、諸手当が多い。
例えば、火災の消火活動1回あたり約500円、救急手当約300円など、その他にもさまざまな手当があります。
その分、時には命を失う事もある過酷な仕事内容となっています。

就職について 試験を受け各都道府県の登録採用名簿に登録されたとしても、即採用というわけではありません。
そこから基本的には成績上位者が採用されるので、下位での登録の場合は採用されない可能性もあります。
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-更新13-03-01 -チェック14-03-01