このエントリーをはてなブックマークに追加

資格ガイド教育・学術系資格か行の資格>高等学校卒業程度認定試験 (高認・旧大検)

高等学校卒業程度認定試験(高認・旧大検)

資格区分 国家資格
受験資格 平成25年3月31日までに満16歳以上なら誰でも受験可能。
試験日

【平成24年度】
-第1回-
試験日:8月1日・2日
結果通知:8月27日
申込期間:4月27日〜5月16日

-第2回-
試験日:11月10日・11日
結果通知:12月7日
出願期間:9月3日〜9月18日

試験会場 各都道府県
試験科目 試験の合格者となるためには、合格要件に沿って8科目(現代社会を選択)もしくは9科目(倫理及び政治・経済を選択)の試験科目に合格することが必要。
受験料 7科目以上9科目以下受験 8500円
4科目以上6科目以下受験 6500円
3科目以下受験 4500円
問い合わせ先 文部科学省
高等学校卒業程度認定試験(高認・旧大検)
合格体験記
不合格体験記
スポンサード
リンク
高等学校卒業程度認定試験(高認・旧大検)詳細
資格情報

高等学校卒業程度認定試験は高等学校を卒業していない人が 高等学校卒業者と同等以上の学力があるかどうかを認定するための試験です。
資格を取得すれば、高等学校卒業者と同等以上とされ、高卒者と同様に大学受験や資格試験、就職などに活用することができます。
平成17年度から名称が変更されました。
大学入学資格検定(大検)→高等学校卒業程度認定試験

仮に17歳ですべての科目に合格したとしても18歳になるまで合格者にはなりません。
つまり、大学受験などは18歳以上にならないとできないことになります。
資格の効力は18歳以上から。

かつては、高校に行かずに中学卒業後、高等学校卒業程度認定試験を1年〜2年で合格し、残りの1年ないし2年を難関大学めざして勉強時間にあてるという強者も存在していたようです。

難易度は?

試験に合格するには、合格要件に沿って8科目(現代社会を選択)もしくは9科目(倫理及び政治・経済を選択)の試験科目に合格することが必要。
試験は科目合格制ということもあり、試験自体はそこまで難易度の高いものではなく、努力次第で合格は十分に可能なレベル。
試験はすべてマークシート方式で行われます。

独学で取得する人もいますが、試験対策スクールを活用している人も多い。
高等学校卒業程度認定試験の情報はあまり多くはありません。
高等学校卒業程度認定試験対策、大検対策に出版されている書籍を参考にしよう。

【高等学校卒業程度認定試験の合格率】
  受験者 高卒認定合格者 合格率
平成23年度 26410人 9659人 36.5%
平成22年度 28399人 11437人 40.2%
平成21年度 29967人 10712人 35.7%

 

教科 試験科目 要件
国語 国語 必修
地理歴史 世界史A・世界史B A・Bのうち1科目必修
日本史A・日本史B 日本史A・B、地理A・Bのうち
いずれか1科目必修
地理A・地理B
公民 現代社会 現代社会1科目又は倫理、政治・経済
の2科目どちらか必修
倫理
政治・経済
数学 数学 必修
理科 理科総合 5科目のうち2科目必修
物理T
化学T
生物T
地学T
外国語 英語 必修
就職について

この資格は大学受験や専門学校に入学を希望する中卒者のための資格と思われがちですが、就職の際にも効果を発揮します。
現在の日本の企業は、ほとんどが高卒以上の学歴制限を設定しており、中卒者に対しての評価は低く、中卒ではまともな職が見つかりにくいのが現状です。
そのような状況の中で、よりよい条件の企業に就職できるように、多くの中卒者、高校中退者がこの資格を取得し、就職に活用しています。
目的は大学や専門学校の進学のみではありません。

科目合格制であるため勉強が苦手な人もしっかりと対策をすれば取得は難しくなく、中卒者に対しては効果の大きいおすすめ資格といえます。

スポンサード
リンク
-更新12-04-01 -チェック14-04-01