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司書・司書補

資格区分 国家資格
受験資格

【司書講習の受講資格】
◇大学に2年以上在学(短大卒業者含む)し、62単位以上を修得しているか、又は高等専門学校を卒業していること。
◇2年以上司書補として勤務した経験がある者(国立国会図書館、大学もしくは高等専門学校の附属図書館の職員で司書補に相当するものも含む)

【司書補講習の受講資格】
◇ 高等学校もしくは中等教育学校を卒業したもの、または高等専門学校第三学年を修了した者

試験日

講習は例年7月〜9月(大学により異なる)

試験会場  
試験科目  
受験料 講習費用は10万円程度。(大学により異なる)
問い合わせ先 文部科学省 司書について
平成24年度講習実施大学一覧
司書・司書補
合格体験記
不合格体験記
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司書・司書補詳細
資格情報

司書は都道府県や市町村の公共図書館等で図書館資料の選択、発注作業や分類、目録の作成、貸出業務、読書案内などを行う専門的職員。
また、司書補は司書の様々な職務を補助します。
大学・短大などで図書館に関する科目を履修するか、司書の講習を修了すれば、資格が取得できます。

司書・司書補になるための資格は司書講習を受講する他、大学・短大で単位を取得することができますが、司書・司書補として活躍するには各図書館設置者が実施する採用試験を受け図書館に配属される必要があります。

難易度は?

司書・司書補を取得するには以下の方法があります。

【司書になるための資格の取得方法は以下の3つ】
1.大学(短大を含む)又は高等専門学校卒業生が司書講習を修了し資格を取得する。
2.大学(短大を含む)で司書資格取得に必要な科目を履修し卒業を待って資格を取得する。(通信制・夜間・科目等履修を含む)
3.3年以上司書補としての勤務経験者が司書講習を修了し資格を取得する。

【司書補になるための資格の取得方法は以下の2つ】
1.司書の資格を有する者。
2.高等学校若しくは中等教育学校を卒業したもの又は高等専門学校第3学年を修了した者で司書補の講習を修了した者。

講習は例年7月〜9月にかけて全国14大学程度(司書補は5大学)で実施される図書館に関する専門科目についての集中講習です。
平成24年度講習実施大学一覧

就職について

小学校や大学などに設置されている図書館で働くには、基本的には図書館を運営している団体の採用試験を受け、採用される必要があります。
司書資格を取得しただけで、就職できるわけではありません。

公立図書館や公立学校の職員は、身分上、地方公務員となります。
そのため、図書館に専門的職員として勤務を希望する場合は、それぞれの地方公共団体が実施する採用試験を受験する必要があります。
採用形態については、以下の2つがあるため、勤務を希望する自治体や図書館に採用制度を確認しておきたい。
◇一般の行政、事務職員として採用された後、図書館に配属。
◇最初から司書(補)として採用され、図書館で勤務。

国立国会図書館で勤務を希望する場合は、国家公務員試験である国立国会図書館職員採用試験を受験する必要があります。
ただ、日本最大の図書館である国立国会図書館採用試験の倍率は100倍以上の超難関試験となっています。

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-更新12-04-01 -チェック14-04-01