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プロボクサー

資格区分 民間資格
受験資格 1.満17歳から満32歳までの男女(申込時に満32歳であれば受験可)
2.コミッションドクターによる健康診断に合格した者
(B型肝炎検査、頭部CT検査※30歳以上の者はCTに代わり頭部MRI検査、女子はテスト日から30日前以内の妊娠反応検査含む)
3.受験地における各地区ボクシング協会加盟ジムに所属している者
試験日

不定期(東京では毎月開催)
合格発表:翌日

試験会場  
試験科目 ・筆記試験
・スパーリング2ラウンド
受験料 男子C級テスト:6300円
女子C級テスト:10500円
男子B級テスト:10500円
女子B級テスト:10500円
問い合わせ先 日本ボクシングコミッション
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プロボクサー詳細
資格情報

プロボクサーになるにはプロボクサー新人テストに合格し、ライセンスを取得する必要があります。
ライセンスの種類にはA級ライセンス、B級ライセンス、C級ライセンスとありますが、ほとんどの人がC級からの受験になります。

プロボクサー新人テストは地区ごとに行われ、実技のスパーリングのテストと筆記テストがあります。
どこかのボクシングジムに所属していないとプロテストを受験することはできません。
ボクシングジムに所属後、だいたい半年から1年程度トレーニングを行い、基礎体力をつけた後でプロテストに望むケースが多いようです。

難易度は?

合格率はまちまちですが6割〜7割くらいの受験者が合格。
スパーリングに関しては2人で対戦行うため勝った方しか合格しないのか?と思いがちですが、そんなことはなく、審査員は技術や基礎体力を見ています。
その能力が基準以上であれば両者とも合格となります。(そもそもプロテストのスパーリングに関しては勝ち負けはありません。)
ペーパーテストの問題は容易であるため、実技さえしっかりとトレーニングしていれば合格は間違いないありません。

【ボクサー プロテストの合格率】
-2009年度-
B級(男子) 受験者:13人 合格者:13人 合格率:100%
B級(女子) 受験者:2人 合格者:2人 合格率:100%
C級(男子) 受験者:979人 合格者:522人 合格率:53.3%
C級(女子) 受験者:28人 合格者:20人 合格率:71.4%

仕事内容は?

リングの上で対戦相手とボクシングの試合を行います。
日々、厳しいトレーニングを行い、数ヶ月に一度の割合で試合をこなしていきます。
ただ、プロボクサーであったとしても一定のペースで試合が組まれるのはそれなりのボクサーのみ。
興業にそれなりの費用がかかるため、人気のない能力の低いボクサーにはあまり試合が組まれることはありません。 試合の設定条件でも実力主義です。

プロボクサーになれたとしても、多くの人が注目される事無く、日本チャンピオンにすらなれずに引退していきます。中には1勝もできずに引退する人もいます。
選ばれた人間だけが、卓越した努力をできる人間だけが輝く厳しい世界なのです。

収入は?

収入はかなり厳しい。4回戦ボーイでファイトマネーは6万円程度。
日本チャンピオンクラス程度ですら、なかなか満足に喰えないのが現実。
ほとんどはアルバイトをしながら練習する事になります。

世界チャンピオンレベルになって、はじめてある程度の収入が入る程度。
しかも、世界チャンピオンといっても人気次第でファイトマネーに雲泥の差が出ます。
世界チャンピオンになるまではアルバイトは不可欠。

普通の世界戦の場合、ファイトマネーは2000万円〜3000万円程度。
元世界チャンピオンの辰吉選手のような人気ボクサーの場合、世界戦のファイトマネーは1億円や2億円レベルだったといわれています。
亀田三兄弟のように人気があれば、新人の頃からスポンサーがつき、ボクシング一本で多くの収入が得られることも。
デビュー前からテレビ番組などで注目されていた亀田興毅選手のデビュー戦のファイトマネーは1000万円ともいわれています。

ちなみに日本ではどう頑張ってもファイトマネー数億円が良いところですが、アメリカなどでは十億円レベルのファイトマネーはそう珍しいものではありません。
マニーパッキャオ、フロイドメイウェザージュニア、オスカー・デラホーヤ、マイクタイソン、ロイジョーンズjrなど超人気ボクサーには1試合10億、20億のファイトマネーが支払われるそうです。

中量級以上の体重が重たいクラスになるほどファイトマネーが高額になる傾向にあります。
中量級以上は外国人のボクサーの層が厚いうえに、日本人はもともとの体格が小さく、日本人からなかなかミドル級以上での世界チャンピオンは生まれにくいようです。
※日本人でミドル級以上の世界チャンピオンになったのは竹原慎二さん、ただ1人。

就職について 世界チャンピオンクラスになれば、引退後もテレビ出演、タレントなどで活躍していくケースも。
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-更新13-02-01 -チェック14-06-01