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数学検定(数検)

資格区分 公的資格
受験資格 制限なし
試験日 -2012年-
個人受験:4月・7月・11月
団体受験:1月〜12月 
合格発表:インターネット合否確認(検定日の約3週間後)、郵送(検定後、約1ヶ月〜40日前後)
試験会場 北海道(札幌市)・宮城・埼玉・東京・神奈川・新潟(新潟市)
愛知・京都・大阪・広島・福岡(福岡市)・沖縄
試験科目 ・計算技能検定
・数理技能検定
受験料 1級:5000円 
準1級:4500円 
2級:4000円 
準2級:3500円 
3級:3000円 
4級・5級:2500円 
6級〜8級:2000円
9級〜12級:1500円
問い合わせ先 日本数学検定協会
数学検定(数検)
合格体験記
不合格体験記
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数学検定(数検)詳細
資格情報

実用数学技能検定(数学検定)は、数学の実用的技能を測る検定試験。
計算能力や証明能力など数学に必要な能力の絶対評価が行われます。

数学検定は年間30万人以上が受験する検定であり、上級取得者は大学入試で優遇されたり、高校の単位として認められる学校もあります。
数学検定は日本三大検定(英検・漢検・数検)の1つ。

学生の苦手な教科で常に上位にノミネートされている「数学」。
近年は文系志向が強まり、理系を志す学生は減少傾向にあるといわれています。
日本の高度成長を支えてきた科学技術の維持・向上には数学をはじめとした理系の能力が欠かせません。

難易度は?

検定階級は1級〜12級までの14段階に分かれています。
合格率は1級に関しては例年3%とかなり低い。
しかし、それ以外の級に関してはそれほどの難易度ではありません。
公式HPにて、参考テキストが紹介されています。

-試験科目-
・計算技能検定
・数理技能検定

◇1級(大学程度・一般)
◇準1級(高校3年生程度)
◇2級(高校2年生程度)
◇準2級(高校1年生程度)
◇3級(中学校3年生程度)
◇4級(中学校2年生程度)
◇5級(中学校1年生程度)
◇6級(小学校6年生程度)
◇7級(小学校5年生程度)
◇8級(小学校4年生程度)
◇9級(小学校3年生程度)
◇10級(小学校2年生程度)
◇11級(小学校1年生程度)
◇12級(未就学児童)

【数学検定の合格率】
2011年度
(平成23年度)
受検者 合格者 合格率
1級 980人 34人 3.5%
準1級 3033人 525人 17.3%
2級 14163人 3883人 27.4%
準2級 30715人 11171人 36.4%
3級 83390人 58881人 70.6%
4級 30326人 23951人 79.0%
5級 23250人 17286人 74.3%
6級 10649人 9010人 84.6%
7級 5977人 4148人 69.4%
8級 5127人 4172人 81.4%

2010年度
(平成22年度)
受検者 合格者 合格率
1級 971人 126人 13.0%
準1級 3275人 933人 28.5%
2級 19854人 6239人 31.4%
準2級 42948人 17774人 41.4%
3級 101294人 69918人 69.0%
4級 44098人 33370人 75.7%
5級 32435人 23058人 71.1%
6級 13984人 10937人 78.2%
7級 7649人 6746人 88.2%
8級 5616人 5086人 90.6%

2009年度
(平成21年度)
受検者 合格者 合格率
1級 930人 101人 10.9%
準1級 3707人 685人 18.5%
2級 19474人 5382人 27.6%
準2級 42333人 16904人 39.9%
3級 104456人 68503人 65.6%
4級 44863人 33580人 74.9%
5級 32923人 20125人 61.1%
6級 14898人 11244人 75.5%
7級 7805人 6721人 86.1%
8級 6186人 5357人 86.6%
就職について

就職には直接つながるような資格ではありませんが、数学に強いことは1つの評価となる。
「数検」2級以上(2級、準1級、1級のいずれかの級)を取得すると高等学校卒業程度認定試験の「数学」が免除になります。
2級程度以上を取得していれば、大学の推薦入試に役立つ事ことも。

また、近年では数学を数学として捉えるのではなく、その考え方に着目した数学的思考法も注目されています。
※数学的思考法とは数学特有の考え方を一般生活や状況に適用し活用すること。

例えば、数学の問題を解く際の解法の1つに、おおよその答えを予想し、その答えから解決へのプロセスを導き出す「逆から考える」という考え方があります。
一般に使用した例を挙げると、将棋のプロ棋士の羽生善治さんは対局の際に最終的な局面を予想し、そこに至るプロセスから勝利へのルートを導き出すことがあるそうです。
普通なら、現在の状態からどのように最終的な局面に向かわせるか?を考えるところを、最終的な局面から逆算して考えていくことによって勝利への道が見えてくることがあるそうです。

このように数学は紙上のテストだけでなく、捉え方によっては一般社会に出ても広く活用のできるものなのです。

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-更新13-01-01 -チェック14-01-01