オートレーサー

�@〜�H全てにあてはまる者。

�@満16歳以上の者。
�A中学校卒業以上の学力を有する者。
�B運転免許証（原付以上）　を有する者。
�C体重60�s以下の者。（特例は65�s）
�D両眼とも裸眼視力0.6以上で、色神異常でない者。
�E成年被後見人又は被保佐人でない者。
�F公営競技関係法規の規定に違反して､罰金以上の刑に処せられた者でない者。
�G禁固以上の刑に処せられた者でない者。
�H小型自動車競走選手であって、登録を消除された者でない者。

【第1次試験】　
�@適性検査（性格・心理・運動機能）

【第2次試験】
（1次試験合格者が対象）
�@面接
�A身体精密検査（脳波・心電図・視力等）
�B体力検査
�C技能検査
�D人格・素行検査

資格取得ルート

16歳以上

選抜試験に合格

養成所に入所する

オートレーサー

難易度について

オートレーサーになるには、まず2次まである選抜試験に合格し、選手養成所に入所しなければなりません。
選手養成所の入所試験の倍率は約15倍〜約40倍と年度によってばらつきがありますが、かなりの難関です。
以前は存在していた年齢や性別による制限もなくなり女性でも、誰でもオートレーサーになれるようになりました。
第31期には2名の女性オートレーサーが誕生しました。

試験合格後は

養成所入所試験に合格した後は全寮制の養成所で競争車についての知識や技能を身につけ、基礎体力トレーニングに励み、実践レースなどを経験しオートレーサーとして活躍する基礎を養成します。
9ヶ月の選手養成所での訓練を修了後は、選手資格検定に合格すれば、全国に6カ所存在するオートレース場に所属しオートレーサーとして活躍することになります。

オートレーサー選手候補生の試験の倍率

オートレーサーの仕事

オートレーサーは全国に6つあるオートレース場でレースに出場し、着順を競います。
選手は前期・後期（半年ごと）の成績によってランキングされ、上位96名がS級、次ぐ224名がA級、それ以降の選手はB級となります。
当然ながらB級よりもS級の方が収入状況が良くなります。

バイクの調整は選手自身が行いますが、その技量もまたレースの重要な要素のひとつ。
レースでは直線で最高速度が150�qにも達するため、常に危険が伴います。
中には不幸にもレース中に事故でなくなってしまう人も・・。
それほど過酷な職業なのです。

オートレーサーは長く活躍できる

オートレーサーとして50代や60代になっても活躍している選手も珍しくありません。選手生命の長いスポーツです。

収入について

オートレーサーの平均年収は約1400万円。
下位クラスの選手でも数百万円、トップクラスで1億円以上の賞金を稼ぎ出します。
数字だけを見ればかなりの高収入ですが、マシンにかかる費用は選手持ちとなるため必要経費は多くなります。
マシン一台に100万円以上、タイヤ一本数千円、フォーク約10万円〜、などもひとつひとつが高額。
トップレーサーともなると、マシンの費用に500万円以上もかける場合もあるとか。
収入状況の思わしくない選手の中には副業をして頑張る人も・・。

公営競技は徐々に規模縮小の傾向にあります。