資格区分 |
国家資格 |
受験資格 |
(1)現行の大学の獣医学の正規の課程(6年制)を修めて卒業した者。卒業見込みの者も含む。
(2)外国の獣医学校を卒業し、又は外国で獣医師の免許を得た者であって、獣医師免許審議会又は獣医事審議会が認定した者。
(3)獣医師国家試験予備試験に合格した者 など |
試験日 |
-第63回-
平成24年2月21日・22日
合格発表:3月16日
申込期間:平成24年1月4日〜1月13日 |
試験会場 |
北海道、東京、福岡 |
試験科目 |
・必須問題に関する試験
・学説に関する試験
・実地に関する試験
いずれも獣医学全般について出題 |
受験料 |
13900円 |
問い合わせ先 |
農林水産省 |
獣医師
合格体験記
不合格体験記 |
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獣医師詳細 |
資格情報 |
獣医師国家試験は獣医師の免許を取得する為の国家試験で、獣医学科(6年)を卒業すれば受験資格を得ることができます。
獣医師国家試験よりも、獣医学の課程のある大学に入学する方が難しく、大学にもよりますが競争倍率10倍以上で偏差値にして60以上は必要。
獣医学科を設置している大学は、全国に16校で募集定員は総数で1000名弱。
課程は6年課程と長期にわたり、全国に16校しかないため下宿する人も多く、金銭的な余裕も必要。
国公立大学に関しては学費は一般の大学と差はありませんが、私立大学の学費はかなりの高額になるため事前に調べておきたい。
私立大学の場合少なくとも卒業までに1000万円以上は必要になります。
獣医学科設置大学一覧
【国公立】
北海道大学・帯広畜産大学・岩手大学・東京大学・東京農工大学・岐阜大学・鳥取大学・山口大学・宮崎大学・鹿児島大学・大阪府立大学
【私立】
北里大学・日本大学・日本獣医畜産大学・麻布大学・酪農学園大学 |
難易度は? |
獣医師国家試験の合格率は8割以上。
学生時代にしっかりと対策しておけば、合格は難しくないレベルの試験。
【獣医師国家試験の合格率】
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-第62回(平成23年3月)-
受験者 1275人(新卒:1072人 既卒:197人 その他:6人)
合格者 1052人(新卒:973人 既卒:75人 その他:4人)
合格率 82.5%(新卒:90.8% 既卒:38.1% その他:66.7%)
第61回(平成22年3月) 受験者:1321人 合格者数:1111人 合格率:84.1%
第60回(平成21年3月) 合格率:77.9%
第59回(平成20年3月) 合格率:79.4%
第58回(平成19年3月) 合格率:84.7%
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仕事内容は? |
ペット医院、動物医院に勤務する場合は来院する動物の診察を行います。
動物といっても猫、犬だけでなくカエルやへび、イグアナなどその種類は多く、豊富な経験が求められる職業です。
多種類の動物たち特有の病気をそれぞれ憶える必要があり、獣医師になってからも勉強の日々が続くでしょう。
研究職に就いた場合は専門知識を活かして、様々な研究や実験を行います。
また、動物実験に使用する動物の管理なども行います。
その他では、家畜の伝染病の予防や食品の安全性確保のための食品衛生検査など、獣医師は幅広い分野で活躍しています。
研究職や公務員の場合は土曜、日曜が休日の普通のサラリーマンと勤務形態は変わらない事が多いようです。
ちなみに、突然の患畜(患者の動物)が入ったりと日々、忙しい獣医師は、離婚率の高い職業だといわれています。
動物も人も患者さんに時間や休日は関係ありません。
忙しい日々を過ごした結果、家族と十分にコミュニケーションをとることができなくなり、離婚に至るケースが多いとか。
獣医師資格を取得後、すぐには十分な仕事はできません。
医者の研修医の場合と同様に、まずは先輩の下で、数年は修行をする必要があります。 |
収入は? |
獣医師の平均年収は約600万円。
就職したばかりの勤務医時代では、一般と同様に初任給20万程度で、年収300万円程度。
その後は経験次第で徐々に上昇していきます。
偏差値的には獣医学科(獣医師)と医学部(医師)にそこまで大きな差はありませんが、医学部を卒業した医者が卒業後数年で1000万クラスの高収入を得ていることを考えると、勤務獣医師の収入は寂しい数字ではあります。
独立開業した獣医の年収は平均年収1000万円以上とのデータもあります。
動物病院は自由診療(病院側の言い値で治療費が決定する)となっていて、ペット医院としての人気が出れば年収数千万円を稼ぎ出す高所得者も存在しています。
就職先として公務員を選んだ獣医師は、国の規定に準じて給与が支給されます。
地方公務員の平均年収は700万円程度。
他の関連業種についた場合は会社規定次第ですが、安定した収入は期待できるでしょう。 |
将来性は? |
流行ることはあっても、廃れることはないでしょう。
ただ、最近は獣医師も飽和傾向にあり、将来的な不安も・・。 |
就職について |
獣医師であれば、基本的に就職先に困る事はないでしょう。
ただ、公務員など人気のある職場の難易度は高くなります。
公務員系の職種に勤務する場合は、公務員試験を受験して採用されなければなりません。
動物病院に勤務or開業している獣医師は全体の半数程度と意外に少なく、
あとの半数は公務員や農協、一般企業などに勤務しています。
水族館や動物園などで働くには、公務員試験を受験しなければならない場合が多い。
最近は、民間の水族館も増加傾向にあり、公的な水族館でも業務自体は民間に委託しているところもあります。
獣医師の就職先は実に幅広く、かなりの分野で獣医師は活躍しています。
-代表的な勤務先-
◇動物病院
◇動物園・水族館(公務員・民間)
◇保健所・空港など(公務員)
◇農協など(家畜関係)
◇民間企業(製薬会社・ペット・食品関連・研究所など) |
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