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どうなる!弁護士

以前から就職難が危惧されていた、2007年度修了の司法修習生ですが、やはり2500人中最終的には数十人が就職できない結果になるそうです。

以前は500人以上が就職できないのではないか?と問題になっていましたが、日弁連や各弁護士事務所の努力などで何とかその数を減らすことに成功?したようです。
それでも数十人という数字はかなり多い気がします。

今年度は何とか乗り切った?といえるのかもしれませんが、来年度以降はどうなるのでしょうか?2010年度には3000人に合格者が増加する予定でかなり厳しい状況になることは確実といえます。

弁護士業界のこの状況がタクシー業界の規制緩和と類似している点が気になります。
タクシー業界の規制緩和によって、タクシーの台数が多くなりサービス合戦が行われ、料金も安くなり、利用者にとっては良い状況が発生しましたが、その反面、運転手の労働当たりの賃金が下がり、長時間勤務をしたとしても年収が300万円に満たない運転手が増加しました。

もしかしたら、同じ様なことが弁護士業界でも起こるのではないか?

もちろん、弁護士とタクシーの運転手ではベースとなる年収が違いすぎるためそこまでの状況は考えにくいのですが、いずれは「相談料初回無料」や「裁判3度の依頼で4回目は無料」などのお客を集めるためのサービスを展開する弁護士事務所が出てくるかもしれません。

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