フリーターの人数が減少傾向にあるようです。
02年度のフリーターの人数が一番多く202万人で、06年のフリーターの人数は187万人と15万人以上の減少となりました。
大きな理由のひとつには、企業業績の回復に伴う雇用の増加で正社員としての採用数が増えたことがいえるでしょう。
これはとっても喜ばしいことです。新卒採用の人数がバブル期と同程度まで回復しているようですし、今の就職・転職業界は20歳〜30歳くらいまでなら結構な売り手市場になっています。
もしかしたら、近い将来「資格」など無くても問題無く就職できる時代がやってくるのかもしれません。
そうバブル時代のように・・・。
バブル時代がどんなに凄かったか少し事例を・・
・バブル時代には人気のない企業では、あまりの人手不足のために会社の説明会に人があまり来ませんでした。
会社として、それでは困るので大学のサークルにお金を払って人を集めて貰い、説明会・採用面接をする企業もありました。(お金を貰って説明会にきた人は、当然ながら入社の意思はなく、意味の薄い説明会になったそうですが、企業はそれでも人が来て欲しかったそう)
・説明会に人を呼ぶため、説明会に来た人に豪華賞品が当たるビンゴゲームを同時開催。
・企業は内定者に逃げられないように、旅行代金は企業持ちでハワイ旅行に連れて行き、親睦会を開催するところもありました。(内定を出した学生を接待していたそう)
・日経平均株価が4万円近く。(現在の株価は1万8千円くらい・・)
もっと知りたい方は織田裕二さんが主演なさっている「就職戦線異状なし」というビデオを見てもらえれば、当時の雰囲気がわかると思います。
就職氷河期時代と比べれば、あまりの違いに愕然とする事は確実なので、見ない方が良いかもしれませんが、話のネタにでも。