法曹三者になるには、大学を卒業後、法科大学院に入学して卒業、更に新司法試験に合格して司法修習(司法修習生は今後給料無し?)を終えてやっと法律家になれます。
この期間は当然無収入ですから、この課程をすべて終えるのに、総額で1000万円くらいを受験生が負担する必要があります。
法律家になるには、つまりこれだけの金額を出せるのは、中流家庭以上の裕福な家庭出身者でないと不可能でしょう。
今、大学入試の世界では 高偏差値の大学に入学する人=親は高年収という図式が成立しています。
教育費をいくらかけれるかによって学力に差が出てきているのです。
東京大学や京都大学に入学する人は裕福な家庭の割合がかなり高い現状。
それと同様の現象が法曹界でも・・。
このままでは未来の弁護士・裁判官・検察官はお金持ちの子供にしか選択肢が無くなってしまいます。
能力が足りずに法律家になれないのは理解できますが、お金が無いから・・というのは残念な気がします。