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韓国の受験戦争

「韓国では昨年、携帯電話を使った集団カンニング騒動が起きたことを受け、今年の入試から携帯電話の試験場への持ち込みを厳しく禁止。携帯電話を所持していた場合、試験結果を無効とし、受験資格を1年間認めないことにした。この日の入試では金属探知機まで投入し、徹底的な携帯電話の「摘発」を図った。」

韓国は受験戦争が日本とは比べものにならないくらい激しく、一流大学にはいる事がそのまま一流の人生を送る条件になっているとか。
ソウル大、延世大、高麗大の3つで韓国の一流企業の役員はほとんど占められているそうです。

韓国の進学校では朝早くから学校へ行って授業の前に朝の勉強をしてから、更に8時間くらいの授業を終え、更に普通の授業後も学校の図書館で夜の8時、9時くらいまで勉強します。
驚くべき事に先生も、その図書館の勉強に付き添うそうです。

日本でも灘などの名門校は中学からの5年間で中高の6年分のカリキュラムをこなし、残りの1年間を受験勉強に当てるとか・・・。
ちなみに灘高の卒業生のほとんどが東大、京大に進学するそうです(7割くらい?)
その他の残りの人も、医学部などの難関へ。
灘高もすごいのですが、韓国はそれ以上に大変そうです。

でも、どうなんでしょう?
受験自体の否定はしませんが、ここまで来ると・・・ですよね。
ノーベル賞候補に何年も挙げられている、青色レッドを開発した中村さんが著書の中で「大学受験はなくすべきだ」とおっしゃっていました。
大学入試のための勉強は、専門的な研究や学習に対して直接的ではないとのこと。

実際、日本や韓国よりもアメリカの方が大学の研究水準は高く、ノーベル賞受賞者数も比べものにならないくらい多いことからも、入学の難易度を低くして、卒業を難しくするアメリカ式の方が、優秀な人材が集まりやすく育ちやすいのでしょう。

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