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大手資格スクール倒産

米国公認会計士(CPA)の資格取得スクール大手が突然閉校し、約5500人の受講生が行き場を失う事態に発展していることが明らかになりました。
同業他社が、通常の料金を割り引いて受講希望者を受け入れるなど救済策を発表していますが、新たな負担に二の足を踏む生徒も少なくないそうです。
スクール側の無責任な対応ぶりに受講生や業界から批判の声が高まっています。
閉校したのは、国際会計資格大手のANJOインターナショナル。

このニュースはかなりの衝撃です。
ANJOは一般の資格取得者にはなじみのないスクールなのですが、米国公認会計士のスクールとしてはかなり有名な学校でした。

CPA取得最大手のU.S.エデュケーション・ネットワークは、同等程度のコースを75%引きにして希望者を受け入れる救済策、プロアクティブは半額程度、TACも6割引きで受講者を入校などの救済策を発表したそうです。
お金は余分にかかりますが、同業他社のスクールの救済処置はありがたいところ。

実際のところ、仮にスクールが倒産した場合の保険などは無く、受講者は泣き寝入りになることがほとんどで、どのスクールも潰れたときのための対策を立てるような余裕はないようです。
営利を追求している企業が倒産したときのための対策をすることは考えにくいでしょう。

人口が減少するにつれて、学校と名のつくものの経営は厳しくなる一方です。
これからはスクール選びに授業の質や相性だけでなく、経営力や財務状況も見ておいた方がよいのかもしれません。

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